「ラルゲット」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ラルゲット」の意味とは

ラルゲットとは、ラルゴよりもやや速くという意味の演奏記号です。

「ラルゲット」の語源

ラルゲットの元である「ラルゴ」とは、「非常にゆったりと、幅広くゆるやかに」という意味の速度記号のことです。
イタリア語では「largo」と表記し、元の意味は「幅が広い」「ゆるい、ゆったりした」「余裕のある」などです。
そこから、余裕をもって悠然とといったニュアンスが含まれる「ゆっくり、ゆるやかな」演奏を指示する際に使われるようになりました。

「ラルゲット」は、この「ラルゴ」と比較するともう少しだけ速いテンポで演奏する際に用いられます。
イタリア語で「larghetto」と表記し、これは「largo」に「-etto」という接尾辞を付けた形です。この「-etto」という接尾辞は「指小辞(ししょうじ)」と呼ばれ、付加した単語の意味を小さくする働きがあります。
そのため、ゆったりと演奏しつつも、テンポ感は「ラルゴ」よりもやや速めたい場合にこの「ラルゲット」という言葉が使われるようになったのです。

「ラルゲット」のポイント

ラルゲットのテンポは、おおよそ♩=50~60前後が目安とされています。
比較基準となる「ラルゴ」が♩=40~50前後なので、それよりもやや速いテンポとなります。あくまで「ラルゴよりもやや速い」という点が重要です。

「ラルゲット」の例文・用例

ラルゲット

ラルゲットを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ラルゴの「ゆるやかに」という感覚はラルゲットでも残しておくのがポイントだよ。
●全体的にラルゲットくらいのテンポ感で演奏してみましょう。

SNSでの「ラルゲット」の使われ方

「ラルゲット」の類義語

ラルゲットの類義語は、「レント(lento)」です。
レントは「ゆるやかに」という意味の速度記号で、ラルゴよりもやや速めに演奏します。

「ラルゲット」の対義語・反意語

ラルゲットの対義語は「ラルギッシモ(larghissimo)」です。
「largo」に「-issimo」という、「最も、非常に」という意味の接尾辞を付加した言葉です。そこから、「ラルゴよりも遅く、最も遅く」という意味の演奏記号として使われています。