「ニュアンス」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-01-06

「ニュアンス」の意味とは

ニュアンスとは、「表情・感情・色・音・語句などでごくわずかでありながら相当に違う感じを与える違い。またそのわずかな差異」、「直接表現されていない話し手の意図」という意味です。

英語では「nuance」と表記されます。

日常で用いられる意味合いは、「微妙な違い」、「雰囲気」、「感じ」が多いです。つまり明確な違いの表現ではなく、意味や意図を理解したり、汲み取ったりしなければいけないような違いを表現する言葉です。

「ニュアンス」の使い方による意味の違いの例

「ニュアンスを汲み取る」は、発言やその場の雰囲気を感じ取ったり理解したりすることを意味します。

「ニュアンスがある」は、断定した表現が難しく、意味合いや表現をぼかして伝えるということを意味します。

「ニュアンスを受ける」は、相手の言葉や雰囲気から何かしらの印象を受けるということを意味します。

「ニュアンス」の語源

ニュアンスの語源は、英語とスペルが同じフランス語の「nuance」です。

フランス語の「nuance」は陰影や色彩・色合いという意味で、芸術分野においての微妙な差を表現するために多く使われ、英語とは少し異なります。

「ニュアンス」の例文・用例

ニュアンス

ニュアンスを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●その言葉を、日本語に訳すには ニュアンス が難しく一筋縄にはいかなさそうだ。
●あなたの言っていることの否定的な ニュアンスを汲み取ることができなかった。

SNSでの「ニュアンス」の使われ方

「ニュアンス」の類義語

ニュアンスの類義語は、「色差し、色彩」、「陰影、機微、精妙さ」、「含意」です。

「色差し、色彩」の意味は、他の色とわずかに異なる任意の色の性質です。

「陰影、機微、精妙さ」の意味は、意味、意見または態度の微妙な違いです。

「含意」の意味は、隠れた暗黙の意味または性質です。

「ニュアンス」の対義語・反意語

ニュアンスの対義語はありませんでした。