「レイバーコスト」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-05-11

「レイバーコスト」の意味とは

レイバーコストとは、人件費という意味です。

「レイバーコスト」に含まれる費用

レイバーコストは、店舗の費用の中で雇用により発生する費用のことを言います。
具体的な費用として、以下のようなものが該当します。
・給与、賞与
・各種手当
・退職金、退職年金の引当金
・社会保険や労働保険の企業負担分
・慶弔金などの福利厚生費
・通勤費用や社宅費用
世の中が不況になるとき、一番初めに影響を受けるのが印象業界と言われています。
苦境に陥った店舗は、事業存続のために人件費の削減が急務となることでしょう。
飲食店の場合、売り上げに対して適正なレイバーコストは30%ほどで、食材費と人件費を合計したF/Lコストは売り上げの60%弱に抑えるのが飲食店経営の基本と言われています。

「レイバーコスト」削減のメリット

レイバーコストの削減により、従業員一人当たりの給与や手当などの経費がすぐに削減されます。
それにより発生した余剰資金を別のことに充当が可能です。
あた、人件費を削減し、黒字となれば銀行からの評価も上がり、融資が受けやすくなります。

「レイバーコスト」削減のデメリット

しかし、安易にレイバーコストを削減すると、これまでの事業規模では人手が足りなくなってしまいます。
時間短縮やメニューの削減など、人数を鑑みた業務の縮小も求められるでしょう。

「レイバーコスト」の例文・用例

レイバーコスト

レイバーコストを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●うちの店はもうちょっと、レイバーコストにお金をかけてほしい。
●フードコストもレイバーコストも、店の立地を考えて算出しないといけない。

SNSでの「レイバーコスト」の使われ方

「レイバーコスト」の類義語

レイバーコストの類義語は、「人件費」です。

「レイバーコスト」の対義語・反意語

レイバーコストの対義語・反意語は「物件費」です。
物品の購入に充てられる費用という意味の言葉で、人件費や扶助費、維持補修費などを除いた、消費的な費用の総称て表します。