「ベンチャーキャピタル」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-11

「ベンチャーキャピタル」の意味とは

ベンチャーキャピタルとは、将来性のあるベンチャービジネスに投資を行なう団体や個人、またはその資本そのものという意味です。

「ベンチャーキャピタル」の語源

ベンチャーキャピタルの語源は、英語の「venture capital」です。
「venture」は「冒険」「投機」、「capital」は「資本」という意味で、「venture capital」で「冒険資本」「危険負担資本」という意味になります。

「ベンチャーキャピタル」の特徴

ベンチャービジネスの設立段階から株式公開に至るまでの期間に投資し、場合によってはさまざまな経営サービスを提供します。アイディアのみの段階から事業資金を提供し、事業の立ち上げをサポートするということです。

設立・初期段階のベンチャービジネスへの投資は大きなリスクを伴うため、投資にあたってはリスクをカバーできるだけのリターンが得られるように、提供先の株式公開の際、株式を売却して利益を上げることが多いです。

金融機関系や証券系が中心でしたが、最近は一般の事業会社やコンサルタント会社なども、ベンチャーキャピタルになるケースが増えています。

日本の「ベンチャーキャピタル」

日本でのベンチャーキャピタルの設立は、ベンチャービジネスの興隆とともに、これまでに何度かブームになってきました。

日本ではじめてベンチャーキャピタルが登場したのは1963年で、政府の特殊法である中小企業投資育成会社法に基づいて、特殊法人の中小企業投資育成会社が東京・名古屋・大阪に設立されました。この3社はベンチャーキャピタルの草分け的存在であると言われています。

1970年代の第1次ブームを経て、80年代前半に第2次ブーム、90年代半ばに第3次ブームを迎えました。第4次ブームは99年から2000年にかけてのITブームとともに到来しました。

「ベンチャーキャピタル」の英語表現

英語では「venture capital」と表現します。
―Venture capital companies have increased investment in start-up businesses.(ベンチャーキャピタルが創業間もない企業への投資を増やしている。)

「ベンチャーキャピタル」のハンズオン

ベンチャーキャピタルの多くは、投資するベンチャー企業の経営に深くコミットすることが多くなります。

これを「ベンチャーキャピタルのハンズオン」といいます。

「ベンチャーキャピタル」の例文・用例

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ベンチャーキャピタルの動向を注視する。
●政府系のベンチャーキャピタルが設立された。

SNSでの「ベンチャーキャピタル」の使われ方

「ベンチャーキャピタル」の類義語

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「ベンチャーキャピタル」の対義語・反意語

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