「悪口雑言(あっこうぞうごん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「悪口雑言」の意味とは

悪口雑言とは、思いのままに悪口を言ったり、罵ることです。

読みは「あっこうぞうごん」です。

「わるくちざつげん」ではないので注意してください。

悪口雑言の「悪口(あっこう)」は、汚い言葉で罵ることを指します。

まさに「悪口(わるくち)」のことですが、熟語として用いる際には「あっこう」と読みましょう。

悪口雑言の「雑言(ぞうごん)」もまた、汚い言葉を言い散らかすことを指します。

このように似ている言葉を重ねることによって、その意味を強調させています。

そのため、単なる悪口(わるくち)や雑言(ぞうごん)よりも激しい罵りに対して用いられることが多いです。

「悪口雑言」に伴う表現

悪口雑言は主に「~を吐く」「~を浴びせる」「~が飛び交う」といった表現と一緒に用いられます。

例えば、以下のようなケースです。

「根拠もないのに悪口雑言を吐くんじゃない」
「彼女は長年のストレスに耐えきれず、彼に悪口雑言を浴びせた」
「議論がヒートアップし過ぎて、最終的に悪口雑言が飛び交う展開になった」

また、受動態としては「~を浴びせられる」または「~を受ける」が一般的です。

「謂れのない悪口雑言を浴びせられ続けた」
「目的を達成するために、多少の悪口雑言を受ける覚悟はある」

「悪口雑言」の英語表現

悪口雑言の意味に近い英語として、以下の3点を挙げることができます。

・invective(毒舌)
・revilement(悪口)

また、動詞として用いる場合は以下の単語が一般的です。

・revile(罵倒する)
・use abusive language(暴言を吐く)

文学作品における「悪口雑言」の用例

日本において悪口雑言は古くから使用されています。

例えば、1749年に並木千柳・三好松洛によって作られた浄瑠璃『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)』には、以下の一文があります。

「何洛中の奴原が、悪口雑言とは皆帝の事よ」

また、近現代の文学作品として井伏鱒二の『かるさん屋敷』にも悪口雑言を見つけることができます。

「十字架にかけられたゼスス・キリシテを、群集が悪口雑言する場面である」

さらに、数多くの時代小説を生み出した山本周五郎も『ひとごろし』の中で悪口雑言を用いてます。

「昂軒は一杯の渋茶にもありつけず、六兵衛に悪口雑言をあびせながら、茶店を出てゆくという結果になるのであった」

「悪口雑言」の例文・用例

悪口雑言

悪口雑言を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●論敵に悪口雑言を浴びせる。
●SNSには多くの悪口雑言に満ち溢れている。

SNSでの「悪口雑言」の使われ方

「悪口雑言」の類義語

悪口雑言の類義語は、「罵詈雑言(ばりぞうごん)」「誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)」です。

罵詈雑言とは、汚い言葉で罵ったり、馬鹿にすることです。

悪口雑言とほぼ同じ意味ですが、悪口を言う側に傷つけようとする意図がより鮮明である時に用いられやすいです。

誹謗中傷とは、根拠なく相手を責め立てたり、悪口を言って名誉を傷つけることです。

「悪口雑言」の対義語・反意語

悪口雑言の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 杏奈琴湖