「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「百花繚乱」の意味とは
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)とは、いろいろな花が咲き乱れていること。転じて、すぐれた人物や業績が一時期にたくさん現れることを表す四字熟語です。「百花」はいろいろな花、「繚乱」は花が咲き乱れている様子を表す言葉です。
「百花繚乱」の語源
百花繚乱という四字熟語の起源は明らかにはなっていませんが、古くから草木に風情を見出して来た日本文化の中で、自然に発生したものであると考えられています。
「百花繚乱」の例文・用例
百花繚乱を使った例文・用例を紹介します。
●春の植物園は百花繚乱の景観でした。
●今年の新入社員は特に個性的な人たちの集まりで、まさに百花繚乱だ。
SNSでの「百花繚乱」の使われ方
光のと華の百花繚乱 pic.twitter.com/n2nsU1lydY
— awa-tan (@awatan2000) November 4, 2021
次回展は「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」【11/20(土)〜2022/1/23(日)】
コロー、クールベ、ブーダン、モネ、ルノワール…百花繚乱の時代。約70点の出品作を通して、新古典主義からバルビゾン派、そして印象派に至る近代風景画の展開をひも解きます。お楽しみに! pic.twitter.com/5xw3DxcTgQ— 静岡市美術館 (@shizubi_jp) November 7, 2021
「百花繚乱」の類義語
百花繚乱の類義語は、「百花斉放(ひゃっかせいほう)」、「千紫万紅(せんしばんこう)」などです。
「百花斉放(ひゃっかせいほう)」は「いろいろな花が一斉に咲き開くことや、さまざまなものが一斉に本領を発揮すること」を表す四字熟語です。
「千紫万紅(せんしばんこう)」は「いろいろな花が咲き乱れること」や花に限らず「色彩豊かな様子」を表す四字熟語です。
「百花繚乱」の対義語・反意語
百花繚乱の直接的な対義語・反意語はありませんが、反対に近い四字熟語には、「満目荒涼(まんもくこうりょう)」、「満目蕭条(まんもくしょうじょう)」、「満目蕭然(まんもくしょうぜん)」などがあります。
「満目荒涼(まんもくこうりょう)」は「見渡す限り荒れ果てて寂しい様子」、「満目蕭条(まんもくしょうじょう)」は「見渡す限りひっそりとしていて寂しい様子」、「満目蕭然(まんもくしょうぜん)」は「見渡す限りものもの寂しい様子」を表す四字熟語です。