「公私混同(こうしこんどう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「公私混同」の意味とは
公私混同(こうしこんどう)とは、公的なことと私的なこと、つまり、社会的なことと個人的なことを区別せず、一緒にしてしまうことを表す四字熟語です。たとえば、公の目的で使うはずの金銭や物品を私用目的で使用してしまう、会社のパソコンで私用のメールを送ったり仕事に無関係の事柄をネットで閲覧したりするなど、悪い意味として用いられます。
「公私混同」の語源
「公私」は、公的なことと私的なこと、つまり社会的なことと個人的なことを意味します。「混同」は、区別すべき事柄を同一の事柄と間違えることを意味します。
「公私混同」の英語表現
公私混同を英語で表すと次のような表現になります。
https://www.youtube.com/watch?v=a2dD_hYN1kE
・mix public and private affairs(公私混同する)
[例]He always mixes public and private affairs.(彼はいつも公私混同する)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「公私混同」の例文・用例
公私混同を使った例文・用例を紹介します。
●彼は公私混同して、友人との飲食代を会社の経費で落としていた。
●職場の印刷機で仕事に関係ないチラシを印刷してはいけないよ。それは公私混同というんだよ。
SNSでの「公私混同」の使われ方
めちゃ短いしオチも無いですが漫画デビュー?!
難しいよーーー精進いたします、、
とりあえず取引先同士野間尾(同棲中)、公私混同やめなさい!! pic.twitter.com/RoEOS7I8nf— 吉 (@chaitrois) June 26, 2022
会社で受けた案件はどんなに愛着があっても会社のもの。勘違いして私物化してはいけない。
ましてや会社の人間を動かしているのなら絶対に公私混同してはいけない。そんな権限はない。公私混同したければ、さっさと会社を辞めて個人で請け負えばいいだけの話。— 片山亮 / エグゼクティブディレクター (@rk_maegeri) June 27, 2022
「公私混同」の類義語
公私混同の類義語は「公私混交」や「公私混淆」です。どちらも「こうしこんこう」と読み、公私混同と同じ意味です。
「公私混同」の対義語・反意語
公私混同の対義語・反意語にあたる四字熟語はありませんでした。「公私混同」の反対の意味を伝えるときは、「混同」の対義語・反対語にあたる「峻別(しゅんべつ)」や「区別」を使って、「公私の峻別」や「公私の区別」といった言葉を使うと良いでしょう。