「三三五五(さんさんごご)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「三三五五」の意味とは
三三五五(さんさんごご)とは、人々が小グループに分かれて行動したり、場所や物があちらこちらに散らばっていたりする様子
具体的な数にこだわるのではなく、少人数または少し数から成るグループが点在している様子を、生き生きと描写する言葉として、古くから親しまれてきました。
「三三五五」の語源
「三三五五」の語源は、中国の詩人・李白の詩「采蓮曲」の一節「岸上誰家遊冶郎、三三五五映垂楊」に由来するとされています。この詩では、岸辺で遊んでいる人々が、枝垂れ柳の影にちらほらと見え隠れしている様子が描かれています。あちらに三人、こちらに五人、といった意味から「三三五五」という言葉が生まれました。
「三三五五」の英語表現
三三五五を英語で表すと次のような表現になります。
・scattered in small groups, in twos and threes[出典:英辞郎 on the WEB]
・in twos and threes, scattered about in small groups[Weblio英和辞典]
「三三五五」の例文・用例
三三五五を使った例文・用例を紹介します。
●会議後、参加者たちは三三五五会場を後にした。
●桜の花びらは、風に乗って三三五五舞い散っていた。
SNSでの「三三五五」の使われ方
#水道橋博士
水道橋博士の日記。
「スカイツリー下の公園に、
仲間が三三五五と集合する。今日は2手に分かれての街宣。ボクは親水公園の川べりを練り歩く。スポット、スポットで演説。」https://t.co/PWaQD2AfL8— 井ノ口人 (@matamarukuma) October 21, 2024
#短歌写真部
テスト終え友と下校の昼下がり
三三五五に寄り添う仲間 pic.twitter.com/wI9HdRahfc— 八十日目 (@80hime) October 7, 2024
「三三五五」の類義語
三三五五の類義語は「三三両両(さんさんりょうりょう)」、「ちらほら」などです。
「三三両両」とは、「人が3人または2人ぐらいずつ行く様子」や「家などが少しずつ散在している様子」を表す四字熟語です。
「ちらほら」とは、まばらに、ところどころに見られる様子を表す言葉です。
「三三五五」の対義語・反意語
三三五五の対義語・反意語は「一斉に」、「一同に」です。
「一斉に」や「一同に」は皆が同時に同じ行動をする様子を表す言葉です。