「フラグ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フラグ」の意味とは
フラグとは、ゲーム内における特定のイベントが起こるための条件という意味です。
「フラグ」の語源
フラグの語源は英語の「flag」で、「旗」という意味があります。
元々はプログラミングにおいて、条件の判定を示す変数として使われている言葉です。
ある条件が「成立した」か「成立していない」かを判断し、成立しているのならAの動作、していないのならBの動作という風に割り振るためのものです。
この「ある条件が成立した」ことを「フラグが立つ」と表現します。
これは、元の意味である「旗」を上げ下げする動作が由来となっています。
「フラグ」の概要
コンピューターゲームにおいては、プレイヤーがある条件を満たせば発生するイベントというものが数多く存在します。
例えばRPGでは「ある特定のキャラクターと会話をしたか」という条件を分岐点とし、条件を満たせば=フラグが立てばイベントが発生して先に進めることができる、といった場面がしばしば登場します。
RPGだけでなく、ほぼ全てのジャンルのゲーム進行において「フラグ」は重要な要素となっており、「このフラグが立てばこの動作」「立たなければこの動作」という「条件分岐」をいくつも繰り返していることになります。
「フラグ」の表現の広がり
プログラミングやゲームで使われる「フラグ」という言葉は、映画やドラマ、アニメなどのストーリーや、日常生活でも使われるようになっています。
よく聞かれるのが「死亡フラグ」や「恋愛フラグ」といったもので、ストーリーを外から見ている視聴者や読者にだけ、このあとキャラクターが死んでしまったり恋に落ちたりといったことをほのめかす手法です。「お決まりの展開」といったニュアンスもあります。
例:一人だけ自信を持って別行動をしたキャラクターが死ぬ、最初はいがみ合っていたけれど意外な一面が見えて恋に落ちる、等
また、フラグが立ったと思われた後に、予想通りの展開になった場合は「フラグが回収される」、予想通りには進まなかった場合は「フラグが折れる」と表現します。
「フラグ」の例文・用例
フラグを使った例文・用例を紹介します。
●「行けたら行く」って言ってたから、これは来ないフラグだね。
●このアイテム持ってないと、ボス戦へのフラグが立たないみたいだよ。
SNSでの「フラグ」の使われ方
「ファミコン探偵倶楽部」
どうしても総当たりのフラグ立てゲームになりますので
今後の展開を予想しながら遊ぶのが一番ですね✨
犯人は…怪しくなさそうなあの人と睨んでます☺️背景のところどころに登場するある物も楽しいです? pic.twitter.com/nJvFEX1uSf
— HALHAL360 (@halhal360) May 19, 2021
毎回思うけど、ここどうやっていけるようになるんだろう。RPG的な何かで、フラグ立てないといけない? pic.twitter.com/xdYcRnf0Sc
— otani (@muon1937) May 23, 2021
「フラグ」の類義語
フラグの類義語は、「伏線」です。
後々の展開に関連した事柄を、その前の段階で示したりほのめかしたりすることです。
「フラグを回収した」は「伏線を回収した」と同義で使われています。
「フラグ」の対義語・反意語
フラグの対義語・反意語はありませんでした。