「ロケテ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ロケテ」の意味とは
ロケテとは、ロケーションテストという意味です。
「ロケテ」の語源
ロケテの語源は、ロケーションテストです。
ゲーム業界の業界用語で、業務用ゲーム機器の設置場所・設置店舗を指す「ロケーション」と、試験の「テスト」を合わせたという説が一般的です。
「ロケテスト」、「ロケテ」と略されることが多いです。
「ロケテ」の特徴
ロケテとは、ゲーム業界において、発売前のアーケードゲーム(業務用ゲーム機)で実施される、開発途上のゲームを一般公開し、ユーザーの意見を取り入れたりするベータテストの一つです。
例えば、格闘ゲームでは、ゲームセンターに開発中の実機を設置して一般のユーザーに遊んでもらい、想定外のエラーが発生しないか、キャラクターが強すぎたり弱すぎたりしないか、新規要素に対してユーザーがどんな反応をするか、などを調査します。
「ロケテ」の注意事項
ロケテは、ゲームメーカーによる市場調査ではありますが、パソコンなどのオンラインゲームなどにおけるベータテスト・体験版とは異なり、通常のアーケードゲームと同じくプレイ料金が必要となります。
ロケテが開催される店舗や期間などはあらかじめ決められており、期間を限定して実施するのが普通です。
日本では一般的に東京23区内や大阪府など大都市圏内にあるメーカーの直営店(CLUB SEGAやTAITO STATIONなど)の数店で行われます。
直営店を持たないメーカーの場合でも、ロケテストに使用する店はたいてい決まっており、繁華街に立地する大型店舗で実施されることが多いです。
また、原則として動画や写真の撮影は禁止されています。
ただし、メーカーによって対処が異なるため、ロケテを実施しているゲームセンターの指示に従う必要があります。
「ロケテ」の普及の背景
かつては、ロケテの実施情報はあまり公表されず、突発的に行われることが一般的でした。
これは、ライバル会社に技術を盗まれたり、ユーザーを装って市場調査を狂わせようとする人たちを排除するための措置です。
しかし、近年では、大勢のユーザーを呼び、プレイ回数を多くすることで、より正確なデータを得たり、PR効果を狙ったりするために、事前に告知されるケースが増えてきました。
告知は、ゲームメーカーや実施会場となるゲームセンターのSNSなど行われます。
「ロケテ」の魅力
ユーザーにとっては、発売前の新作のゲームをいち早くプレイすることのできる機会であると同時に、ゲームに関して意見を言うことが可能です。
参加者へのアンケートが行われる場合には、発売前の製品について、メーカーに直接要望を言える機会ということもあり、熱心なユーザーほど積極的にロケテストに参加します。
「ロケテ」のデメリット
ロケテにはデメリットもあります。多数の意見を行う一部のユーザーによる意見や要望に偏り、標準的な技量のユーザーではまともにプレイできないゲームになってしまうこともあります。
「ロケテ」の種類
ロケテには、いくつかの種類があります。
インカムテスト
インカムテストは、市場調査を目的としている場合のロケーションテストをさします。
ネットワークテスト
ネットワークテストは、ネットワークに接続した際の動作に問題がないかチェックするためのロケーションテストをさします。
「ロケテ」の例文・用例
ロケテを使った例文・用例を紹介します。
●ロケテに参加して、要望を伝えてきた!
●朝からロケテに並んだ。
SNSでの「ロケテ」の使われ方
ロケテからもうじき一年経つので現地調査に行った時の一枚で#バトコン稼働記念神姫コンテストpic.twitter.com/659e2LfiCA
— バヤシックス (@BAYASHI_X) January 24, 2021
ガッツリのロケテしてたww pic.twitter.com/NKerZPYj0C
— きいろ (@kiiro60001) January 28, 2021
「ロケテ」の類義語
ロケテの類義語はありませんでした。
「ロケテ」の対義語・反意語
ロケテの対義語・反意語はありませんでした。