「RTA(リアルタイムアタック)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「RTA(リアルタイムアタック)」の意味とは

RTA(リアルタイムアタック)とは、ゲームスタートからクリアまでにかかる実際の時間の短さを競うプレイスタイルのことです。

プレイ時間だけでなく、休憩や食事にかかった時間も含めた所要時間の短さを競います。

特に長時間プレイすると、途中で食事をとったりトイレに行ったりするタイミングも事前に決めておく必要が出てきます。全ての道のりでの行動を事前に計画し、全て暗記したり紙にメモしておいたりといった準備をすることも大切です。

また、プレイの途中にお金不足や予定よりレベルが低かったなど、ゲーム内でハプニングが起きた場合、とっさの判断力が試されるというのも、RTAの大きな特徴です。

「RTA(リアルタイムアタック)」の語源

Real(実際の)Time(時間)を競うAttack(取り組み)であることから、このように呼ばれています。
なお、RTA(リアルタイムアタック)は和製英語であるため、日本でのみ用いられる用語でしたが、近年では海外においてもRTAという名称が広まりました。

「RTA(リアルタイムアタック)」はいつから行われている?

従来は、ゲーム内で計測される時間の短さを競うTA(タイムアタック)と呼ばれるものが主流でしたが、
より競技性の高い実時間での競争が好まれるようになりました。2000年に極限攻略研究会というゲームサークルによって従来のTAとの区別をするためにRTA(リアルタイムアタック)というプレイスタイルが作られました。同研究会が手掛ける攻略サイト「極限攻略データベース」で2004~2005年頃に行われた文字実況中継で、当時としては驚異的と言える300万ページビューを集めたことが、多くのゲーマーがRTAの存在を知るきっかけとなりました。

「TA(タイムアタック)」との違い

ゲーム内時間を競うTAではセーブやリセットを駆使してタイムを短縮しますが、RTAではセーブやリセットの時間も計測されるため、できるだけ最小限のみ行われるか、または一切行われません。

つまりTAでは、敵に勝てる確率が少しでもあれば、成功するまで何度もリセットすることで難所を突破することができるのに対し、RTAではリセットしてやり直している間も時間は流れていくので、ほぼ100%に近い確率で難所を突破できるような方法を準備することが大切です。

ただし、RTAでもクリアタイムが長時間に及ぶ場合は、休憩時間や休憩回数が認められているものもあり、この休憩時間は一時的に計測を停止することができるとされています。

「RTA(リアルタイムアタック)」に関するイベント

日本で開く大規模RTAイベントは「RTA in Japan」と呼ばれており、夏には「RTA in Japan Summer」、冬には「RTA in Japan Winter」が開催されています。RTAプレイヤーが一同に介し、それぞれの持ちゲームを代わる代わるRTAとしてプレイします。

「RTA(リアルタイムアタック)」の例文・用例

RTA(リアルタイムアタック)

RTA(リアルタイムアタック)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

RTAには相当な集中力が必要だ。
●好きなゲームのRTAで新記録が出た!

SNSでの「RTA(リアルタイムアタック)」の使われ方

「RTA(リアルタイムアタック)」の類義語

RTA(リアルタイムアタック)の類義語はありませんでした。

「RTA(リアルタイムアタック)」の対義語・反意語

RTA(リアルタイムアタック)の対義語・反意語は「TA(タイムアタック)」です。TA(タイムアタック)ではゲームに実際にかかった時間ではなく、ゲーム内で計測される時間の短さを競います。