「犬ハラ」とは?意味と例文が3秒で分かる!

2020-01-04

「犬ハラ」の意味とは

犬ハラとは略語で、犬ハラスメントの意味です。近頃よく耳にする「ハラスメント」という言葉ですが、犬ハラは犬の飼い主に対する言葉です。

つまり、犬の飼い主がマナーを守らないことで周りの人が嫌な思いをすることを犬ハラといいます。

この点、ネットを見ると犬ハラを「犬の嫌がることをすること」と勘違いしているひとがほとんどですが、正しくは犬の飼い主のマナー違反を指します。

ハラスメントという言葉は英語由来で、その意味は「人を困らせること。いやがらせ。」です。

大阪医科大学では、より厳密に「他者に対する発言・行動が、本人の意図と関わりなく相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益や脅威を与えること。」と定義します。ここで重要なのは「本人の意図と関わりなく」の部分です。

例えば、場を盛り上げるためのちょっとした冗談も、聞く相手が不愉快に感じればそれはハラスメントになるのです。

よくコミュニケーションという言葉を聞きますが、これは自分が一方的に話すのではなく、相手との共同作業といえます。

その意味でハラスメントとは、コミュニケーションにおけるブレーキの役割を果たすものといえます。

犬ハラとは、犬の飼い主と社会全体とのコミュニケーションがうまくできていないと言い換えることができます。

「犬ハラ」の語源

犬ハラの語源は、「犬の飼い主によるハラスメント」です。

ここでも犬の飼い主の意図は関係がありません。例えば、うっかり飼い主が犬のフンの後始末を忘れたとしても、やはりハラスメントとして飼い主が責められるのです。

犬が人間社会で幸せに生きるために、飼い主はしっかりとしたマナーを身に着けるべき、という考えから生まれた言葉といえます。

「犬ハラ」の例文・用例

犬ハラ
犬ハラを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例

●「ねえ、君。犬のフンの後始末をうっかり忘れたというけどさあ、犬ハラって言葉を知ってる?」
●ハラスメントという言葉は最近は「環境ハラスメント」などといった人の言葉や行動以外のまで広がり、ついには犬ハラという言葉まで出てきた。

SNSでの「犬ハラ」の使われ方

「犬ハラ」の類義語

犬ハラの類義語は見つかりませんでした。

「犬ハラ」の対義語・反意語

犬ハラの対義語・反意語は見つかりませんでした。