「下流老人」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「下流老人」の意味とは
下流老人とは、「生活保護をもらって暮らさなくてはいけない高齢者、またはその恐れがある高齢者」という意味です。
下流老人は、「中流階級より貧しい低所得者層」を意味する「下流」と、「高齢者」を意味する「老人」を組み合わせた造語です。
つまり、「下流老人」というのは「社会の下層で貧しい生活をする高齢者」ということを意味します。
下流老人という言葉を作ったのは、藤田孝典さん。藤田さんは、生活が貧しい人を支援するNPO法人ほっとプラス代表理事で、多くの生活困窮者を見てきました。
そんな藤田さんがあげる下流老人の基準は以下の3つです。
1.高齢になってからの収入が著しく少ない
2.十分に貯蓄がない
3.周りに頼ることができる人がいない
また、藤田さんがあげる「今後、下流老人になるリスクがある人」は以下の5つです。
2.高齢者の介護施設に入居できない人
3.子どもが年収200万円以下、または引きこもりで頼られてしまう人
4.熟年離婚で年金や財産を分配しなければいけない人
5.一人暮らしで認知症を発症してしまう人
下流老人にならないためには、リスクの一つ一つに向き合って、備えておく必要がありそうです。
「下流老人」の例文・用例
下流老人を使った例文・用例を紹介します。
●年収700万円世帯が下流老人になりやすいって?!
●「下流老人」に「老後破産」、高齢者の貧困が重大な社会問題になっている。
SNSでの「下流老人」の使われ方
みんなみんな下流老人決定だよ。親が金持ち、配偶者と自分が公務員の奴、貯金数千万円以外は下流老人ルートが必ず分岐してんだよ
— 安宿緑★「北の三叉路」 (@yasgreen615) October 14, 2019
「下流老人の自炊」
今日もヘルシーな「煮物」(木綿豆腐、人参、コンニャク)作りました!!? pic.twitter.com/BYL3vef2gM— まるちゃん (@2hchwW6ll69F3fq) April 28, 2019
「下流老人」の類義語
下流老人の類義語はありませんでした。
「下流老人」の対義語・反意語
下流老人の対義語・反意語はありませんでした。