「フォアキャディ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フォアキャディ」の意味とは
フォアキャディとは、ゴルフ場において、見通しの悪いホールや、プロのトーナメントでボールの行方を追うため、前方に配置されたスタッフという意味です。
ボールが飛んでくいく方向にいるゴルファーや観客に注意を促すことが役割で、ゴルファーがショットを打つ前に「フォア!」と叫ぶ決まりになっています。
「フォアキャディ」の語源
「フォアキャディ」の語源には、2つの説があります。
1つは、「フォアキャディ(forecaddie)」が短縮されて呼ばれるようになったというものです。
もう1つは、軍隊で後方の砲撃手が前方の歩兵にかける掛け声「beware before」(前方注意)から来ているというもので、この掛け声の最後の「before」をさらに短くし「fore」だけが残ったという説です。
「フォアキャディ」の役割
フォアキャディの役割は、以下の3つです。
ボールが飛ぶ方向にいるゴルファーや観客に注意を促す
フォアキャディの最も重要な役割です。
見通しの悪いホールや、プロのトーナメントでボールの飛距離が長い場合、ボールが飛んでくる方向にいるゴルファーや観客は、危険にさらされる可能性があります。
そのような状況を防ぐために、フォアキャディがボールが飛んでくる方向にいる人に注意を促します。
前の組が安全な位置まで移動したことを知らせる
ゴルフ場では、複数の組が同時にプレーします。
前の組がまだホールを回っていない場合、後ろの組はショットを打つ前に、前の組が安全な位置まで移動したことを確認する必要があります。フォアキャディは、前の組が安全な位置まで移動したことを、後ろの組に知らせる役割も担っています。
ボールの行方を確認する
フォアキャディは、ボールが飛んで行った方向を追跡し、ボールの行方をプレーヤーに知らせて、プレーヤーが次に打つための情報を提供します。
ショットがOBやハザードに入っていないかを確認することも、フォアキャディの重要な役割です。
「フォアキャディ」の例文・用例
フォアキャディを使った例文・用例を紹介します。
●今日はフォアキャディの仕事で、朝早くから出勤です。
●朝からフォアキャディだけれど、なかなかお客さんが来ないので暇です。
SNSでの「フォアキャディ」の使われ方
(via:occ_t_umemoto) 1日身動きがとれないフォアキャディへ昼食弁当の配達中。女子はやっぱり華やかだね。 pic.twitter.com/pSZtuRHtac
— 弁当ボット (@bentolovebot) March 12, 2013
恐怖の10番フォアキャディ pic.twitter.com/1iQozlQEbs
— 森田大志 (@ToyAmaPunn) October 18, 2013
「フォアキャディ」の類義語
フォアキャディの類義語はありませんでした。
「フォアキャディ」の対義語・反意語
フォアキャディの対義語・反意語はありませんでした。