「本膳料理」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「本膳料理」の意味とは

本膳料理とは、1つ1つの膳に料理を乗せて出す料理形式のことです。

「本膳料理」の発祥

本膳料理は、室町時代に武家の礼法に基づき、武家がお客様をもてなすための正式な日本料理の膳立てとして成立しました。
膳立てとは、膳(一人前の食器と食物を載せる台)の上に食器や料理を並べることを指します。
江戸時代に入って発展していきましたが、明治時代には廃れて、現在は冠婚葬祭等に用いる儀式料理にその名残が見られる程度になっています。例えば婚礼の時の「三三九度」や、赤ちゃんのお食い初めなどは本膳料理の名残といえます。

「本膳料理」の特徴

本膳料理は、食事をとる行為自体に儀式的な意味合いを持たせているのが特徴です。
料理の前に、「式三献」と呼ばれる酒宴があり、能や狂言を鑑賞しながらの宴になります。

式三献が終わると料理が運ばれてきます。
本膳(一の膳)、二の膳、三の膳、与の膳、五の膳までの料理が一度に並べられますが、宴席の規模によってどの膳まで出てくるかが変わります。

「本膳料理」と「一汁三菜」

一汁三菜という言葉は現代でもよく使われますが、これも本膳料理の名残です。
本膳料理の「本膳(一の膳)」は、客の正面におかれ、一汁三菜からなります。
ご飯と「本汁」と呼ばれる汁物に、膾や煮物、香の物などが提供されます。
二の膳には「二の汁」と二菜、三の膳には「三の汁」と二菜が置かれているため、三の膳までで「三汁七菜」となります。

与の膳、五の膳に置かれる焼き物やお菓子は、持ち帰るのが通例です。
結婚式などで見られる「引菓子」は、この名残とされています。

「本膳料理」の例文・用例

本膳料理

本膳料理を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

本膳料理と書いてる飲食店もあるけど、実際の本膳料理とは違うみたいだね。
本膳料理は食事の作法にもとても厳しかったみたいだよ。

SNSでの「本膳料理」の使われ方

「本膳料理」の類義語

本膳料理の類義語は、「懐石料理」「会席料理」です。
「懐石料理」は茶会で提供される軽い食事のことで、「会席料理」は料亭や旅館などで見られる宴会料理のことです。

「本膳料理」の対義語・反意語はありませんでした。