「万年酢」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「万年酢」の意味とは
万年酢とは、同じ量の酒、酢、水をかめに入れて密封し、数十日経過させてできる酢という意味です。
酒、酢、水を入れて、密閉後30~40日後に熟成します。
万年酢は江戸時代から作られており、使った場合にはその分の水と酒を足すので、なくならないことから万年酢と言われていました。
通常の酢は、手間をかけて米から作りますが、米をアルコール発酵させ酒にしておくこと、そして酢酸菌を多量に含有する「酢種」を使うことから、簡単に酢を作れます。
アルコールが入っているため、雑菌が繁殖しにくいのも特徴です。
現代も作られる「万年酢」
万年酢の作り方は、「静置発酵法」と呼ばれ、現代も使われています。
発酵層内をかくはんし、酸素を送り込んで発酵を早める「通気発酵法」も用いられています。
「万年酢」に見る酢の健康効果
酢は、肥満傾向の方の内臓脂肪の減少を助ける効果があると言われており、他にも、血圧上昇の抑制や、血糖値の上昇を緩やかにする効果があるという論文も発表されています。
効果を得るためには、一日に15㎖ほどの摂取が必要です。
おかずに混ぜたり、サラダにかけるなどの工夫で続けると良いでしょう。
続けにくいと感じたら、市販の「飲むお酢」の活用も検討するとよいでしょう。
「万年酢」の例文・用例
万年酢を使った例文・用例を紹介します。
●おばあちゃんの家では、今でも万年酢を作ってるよ。
●万年酢を使って作った酢飯のおにぎり、おいしいでしょ?
SNSでの「万年酢」の使われ方
昨日の発見は、うちの万年酢に張った菌膜で(いつもの酢酸膜膜と少し違う菌膜)ナタデココがつくれそうだということ。そしてナタデココと紅茶きのこは、ほぼ同じ菌による酢酸発酵でつくられているということ。 pic.twitter.com/Es3xSeCmHa
— HIRO (@tukurasi) March 26, 2016
"粕酢以外には万年酢,北風酢という聞きなれない酢が ある。万年酢は,かめに酢と酒と水を同量入れ,撹拌し封 をしてあたたかいところに置くと,三十日ほどで酢ができ る。消費する量をくみ出した後に,酒と水を加えておくと 熟成が進んで酢になり,なくならないので万年酢というとある。"
— ∧ (@amzkhb) August 8, 2020
「万年酢」の類義語
万年酢の類義語はありませんでした。
「万年酢」の対義語・反意語
万年酢の対義語・反意語はありませんでした。