「水パーマ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「水パーマ」の意味とは

水パーマとは、スチーム(水蒸気)を使って髪の毛にパーマをかけるスタイリング技術のことです。

ナノサイズのスチームでパーマをあてることから「ナノパーマ」または「ナノスチームパーマ」とも呼ばれます。

一般的なパーマでは、髪の毛のキューティクルを開く際にアルカリ剤などの薬剤を使います。

一方、水パーマの場合は、薬剤のかわりにスチーム(水蒸気)を用い、髪の毛に水分を含ませることでキューティクルを開きます。

また、髪の毛が十分に保湿されるためパーマ剤が浸透しやすくなり、比較的少ない時間で施術を済ませることができます。

水パーマは毛先だけでなく根元から当てることができ、髪全体がふんわりとしたボリュームになり、また毛先は緩やかなウェーブを描きます。

持ち時間に関しては個人差がありますが、一般的に2か月程度は維持することができると言われています。

ただし、もともと縮毛が強い人は持ちが長続きしない場合が多いです。

また、一般的なパーマよりも比較的リーズナブルな料金で施術でき、また髪の毛へのダメージも少ないことから、パーマ未経験者でも手軽に始められるパーマとしても人気があります。

「水パーマ」と他のパーマとの違いは?

水パーマと他のパーマとの違いを詳しく見ていきましょう。

まず、パーマは基本的に以下の2パターンに大別されます。

・コールドパーマ
・ホットパーマ

コールドパーマとは、熱を利用しないでパーマをかけるスタイリング技術全般を指します。

水パーマはこれに該当し、コールドパーマには他にも「コスメパーマ」や「クリープパーマ」等があります。

コスメパーマは化粧品登録されている薬剤を、クリープパーマは少量の薬剤のみを使って、髪に動きやカールを作ります。

いずれも髪の根元からパーマをかけることができ、また熱によるダメージを受けずに済みます。

また通常、コールドパーマは髪の毛のキューティクルを開けるためにアルカリ剤を使いますが、水パーマはこの工程でスチームを利用する点においてユニークな技術と言えます。

一方、コールドパーマに並ぶジャンルとして「ホットパーマ」があります。

コールドパーマが薬剤を用いてスタイリングしていくのに対し、ホットパーマは髪の毛に熱を与えることでカールを付けていきます。

主な技術として「デジタルパーマ」や「エアウェーブ」などがあります。

この中でも、よく水パーマと比較されるのがデジタルパーマです。

デジタルパーマは、ロッドと呼ばれる筒状の器具に髪の毛を巻きつけた後、熱を加えることで形状を記憶させる手法です。

水パーマの場合、一般的に緩やかなウェーブになりがちですが、デジタルパーマの場合はくっきりとしたカールも作れます。

また、水パーマで十分な効果を実感できなかった人でも、デジタルパーマで思い通りの動きを出せた、といったパターンも多いです。

ただし、熱による髪へのダメージは避けられないため、髪の健康を優先する場合は水パーマのほう良いかもしれません。

また、短時間で仕上がり、かつ他のパーマに比べてリーズナブルなので、初心者でも気軽にチャレンジできるのも水パーマの利点です。

「水パーマ」の例文・用例

水パーマ

水パーマを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●意外と水パーマの持ちが良い。
水パーマは自分のクセに負けるので、次はデジタルパーマにしよう。

SNSでの「水パーマ」の使われ方

「水パーマ」の類義語

水パーマの類義語は、「コールドパーマ」です。

コールドパーマとは、髪の毛に熱を加えずに縮毛させる技術全般を指す言葉です。

水パーマはコールドパーマの一種であり、他にも「コスメパーマ」や「クリープパーマ」などがこれに該当します。

「水パーマ」の対義語・反意語

水パーマの対義語は、「縮毛矯正」です。

縮毛矯正とは、生まれ持っているクセ(縮毛)に熱を加えて直毛にする技術のことです。