「エンカ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-02

「エンカ」の意味とは

エンカとは、誰かと偶然に出会う、遭遇するという意味の若者言葉です。

「エンカ」の語源

エンカは、日本のゲーム用語の「エンカウント」の略語です。
特にRPGなどのゲーム上で敵と遭遇し戦闘が始まることを「エンカウント」「エンカウントする」と表現します。

その言葉を実際の世界で「(人と)遭遇する」場合にも使うようになり、さらに省略して「エンカする」と表現するようになりました。

「エンカ」の英語表現

「エンカ」の元の「エンカウント」は、英語では「encounter」と表現します。
意味は遭遇する、出くわす、直面するといった訳になります。

「エンカ」のポイント

「エンカした」「エンカする」という状況は、全くの偶然・予期せぬ状態で出会う場合を指します。

RPGなどのゲームでは、フィールドをキャラクターがグルグルと歩き回っている状況で、突然に敵と遭遇し戦闘が始まることを「フィールドエンカウント」ラスボスなど、画面にその敵のシンボルがすでに見えていて、会話などを進めていくうちに戦闘がはじまることを「シンボルエンカウント」と区別して表現することがあります。

なので、若者言葉の「エンカ」については特に「フィールドエンカウント」の状態を指して使っているのです。
ただ、特に嫌いな相手や敵対してる人と出会ったというネガティブな状態に限って使われているわけではなく、仲の良い友人と偶然出会った場合にも当てはまります。

エンカの派生パターン

元々は「待ち合わせせず会う」というニュアンスが強く含まれていましたが、最近では「SNS上で知り合った趣味仲間と出会う」という、「オフ会」ような感覚で使われることもあります。

特に、ライブ会場やイベントなど多数の人が集まる中で、SNS上で自分のいる場所を明示して出会うように仕向けるような状況を指すことが多いです。

「エンカ」の例文・用例

エンカ

エンカを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日、ライブでフォロワーさんにエンカしたからそのままお茶しに行ったよ~。
●今誰かにエンカしたら泣いちゃうくらい変な恰好で出てきちゃったな・・・。

SNSでの「エンカ」の使われ方

「エンカ」の類義語

エンカの類義語はありませんでした。

「エンカ」の対義語・反意語

エンカの対義語・反意語はありませんでした。