「ぐうかわ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ぐうかわ」の意味とは
ぐうかわとは、ぐうの音も出ないほど可愛いという意味のネットスラングです。
「ぐうの音も出ない」の「ぐう」とは、息が詰まった時の唸り声を表現した言葉です。
すなわち、唸り声さえ出せないほど反論や弁明の余地がない状態を指します。
「かわ」は言うまでもなく「可愛い」の略です。
「ぐう」と「かわ」を繋げることで「反論や弁明の余地がないぐらいに可愛い」といった意味になります。
主に好きなアイドルやキャラクター、小動物の可愛らしいシーンや仕草を目撃した際に用いられることが多いです。
また、掲示板やSNS等では顔文字と一緒に使われることもあり、しばしば「ぐうかわ( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡」「ぐうかわ(´,,•ω•,,`)」などと表現されます。
「ぐうかわ」の語源・由来
「ぐうかわ」の発祥は、インターネット掲示板『2ちゃんねる(現5ちゃんねる)』だとする説が濃厚です。
『2ちゃんねる』内の板の一つである「なんでも実況J」において、まず「ぐう畜」という俗語が流行していました。
「ぐう畜」とは「ぐうの音も出ないほどの畜生」を意味し、当時はプロ野球の小笠原道大選手に対して、日本ハムから巨人へとFA移籍した経緯から用いられていました。
ネット内で「ぐう畜」が流通していく中で、「ぐう〇〇」といった様々な派生語が誕生し、「ぐうかわ」もその一つだと考えられます。
「ぐうかわ」以外で「可愛い」を表現する俗語
「ぐうかわ」以外にも「可愛い」を意味する俗語は複数存在します。
例えば、以下の4点が有名です。
・ゆめかわ
・ぎゃんかわ
・げろかわ
・めっかわ
「ゆめかわ」は「ゆめ可愛い」の略語です。
略さずにそのまま「ゆめ可愛い」と用いられるケースもあります。
メルヘンを連想させるような、甘くて幻想的なファッションや世界観を表します。
「ぎゃんかわ」は「ものすごく可愛い」を意味する言葉です。
「ぎゃん」の由来は「『とても』『すごく』を表す九州の方言」または「激しく泣く様を表す『ギャン泣き』」から着想を得たのではないかと考えられています。
「げろかわ」の「げろ」は嘔吐物のことです。
すなわち「げろを吐くほど可愛い」という意味になります。
「めっかわ」は「めちゃくちゃ可愛い」を略した俗語です。
略す際には「っ(促音)」が入ることに注意してください。
「ぐうかわ」以外で「ぐう」が付く俗語
前述したように、『2ちゃんねる』から「ぐう畜」が広まったことで、「ぐう」を冠する派生語が作られました。
例えば「ぐう畜」「ぐうかわ」以外では、以下の俗語が存在します。
・ぐう聖
・ぐう天使
ぐう聖とは「ぐうの音も出ないほどの聖人」を略した言葉です。
「ぐう畜」の対義語として用いられており、非常に優れた人物に対して、賞賛の意を込めて用いられることが多いです。
ぐう天使とは「ぐうの音も出ないほどの天使」を略した言葉です。
容姿・性格ともに天使のような人物やキャラクターに対して用いられることが多いです。
「ぐうかわ」の例文・用例
ぐうかわを使った例文・用例を紹介します。
●友達んちのハムスターがぐうかわ過ぎる。
●ぐうかわな彼女が出来た。
SNSでの「ぐうかわ」の使われ方
ぐうかわ pic.twitter.com/xWTrpPMvP3
— イモりっく (@imorickk) April 1, 2022
ぐうかわ pic.twitter.com/XjJmhzfQso
— ???? (@gugukili) April 1, 2022
「ぐうかわ」の類義語
ぐうかわの類義語は、「ゆめかわ」「ぎゃんかわ」「げろかわ」「めっかわ」です。
「ゆめかわ」とは、「ゆめ可愛い」の略語でメルヘンチックな世界観やファッションに対して用いられます。
「ぎゃんかわ」とは、「ものすごく可愛い」を意味する俗語です。
「げろかわ」とは、「げろを吐くほど可愛い」を意味する俗語です。
「めっかわ」とは、「めちゃくちゃ可愛い」を意味する俗語です。
「ぐうかわ」の対義語・反意語
ぐうかわの対義語・反意語はありませんでした。