「解像度」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「解像度」の意味とは
解像度とは、画像データの画質を表す数値という意味です。
「解像度」の概要
解像度は、「画像の密度」を表す単位です。
印刷されたものか、モニターに表示されるものかで単位や考え方に違いが出てきますが、基本的には「解像度が高い」というのは「高画質で綺麗に見える」「なめらかに動く」ということにつながります。
主に使われる単位は「dpi」というもので、「dot per inch/ドットパーインチ」の略です。デジタルの画像は、「ドット(画像の出力装置が表現できる最小単位)」や「ピクセル(色情報を持つ最小単位)」と呼ばれる小さな要素が集まってできた絵であり、dpiは「1インチにどれくらいのドットが並んでいるか」ということを表します。
また、「ppi」という単位もあり、「pixel per inch/ピクセルパーインチ=1インチにどれくらいのピクセルが並んでいるか」という単位です。
この「dpi」や「ppi」の前にくる数字の値が大きいほど、「高解像度」で表現できるということになります。逆に値が低いと解像度は低下します。
1インチに並ぶドットやピクセルが少ないとギザギザとした絵になり、動きもぎこちなくなってしまいます。
「解像度」とゲーム
ゲームにおいて「解像度」というと、モニターに表示される画像の解像度のことを指します。
近年リリースされるゲームソフトは、コンピューターグラフィックス技術の進化によって解像度が高いものが増えています。
一見すると写真や実写と見間違うほど、綺麗でなめらかなグラフィックを表現することが可能となっているのです。
ソフトが持つ高い解像度を表現するには、モニター側もその解像度を再現できるスペックが必要となっています。そのため、本格的にゲームを楽しむ人は「ゲーミングモニター」といって解像度の高い画面を用意することが多いです。
「解像度」の表現の広がり
コンピューターグラフィックスにおける「解像度」という言葉は、ビジネスや自己啓発の場面でも使われることがあります。
解像度があがると「より鮮明な絵が見える」ことから、「人生の解像度が上がった=視野が広くなった、今まで見えていなかったものが見える、わかるようになった」というニュアンスで使われています。
「解像度」の例文・用例
解像度を使った例文・用例を紹介します。
●このシリーズの最新作、解像度が爆上がりしているよね。
●解像度低すぎてレトロゲームみたいになってるね。
SNSでの「解像度」の使われ方
推しは最初から顔がいい方だったんですよ…IIIでやっとゲームの解像度が推しの顔の良さに追いついたってだけなんですよ…
— 九瀬@分室 (@jususuhell) May 20, 2021
The Wild at Heart、2Dっぽいゲームなんだけど4Kバリバリ!解像度高すぎてスゴイ。
— ZECH (@ZechGames) May 20, 2021
「解像度」の類義語
解像度の類義語は、「画素数」です。
デジタルカメラの画質の良し悪しなどによく使われる言葉で、どのくらいのピクセルを並べて写真を表現しているかという単位になります。
例えば「3000万画素」であれば、1枚の写真に約3000万個のピクセルを並べることができるという意味です。
「解像度」の対義語・反意語
解像度の対義語・反意語はありませんでした。