「リビングウィル」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「リビングウィル」の意味とは

リビングウィルとは、「生前の意思」あるいは「遺言」という意味です。

意味合いとしては、「終末期医療や、ケアについての意思表明書」となります。
尊厳死に対してであれば、「尊厳死の権利を主張し、延命治療の打ち切りを希望する」などの意思表示、またそれを記録した「遺言書」のことも指します。

終末医療期に、自らの意思を表現できなくなった時に備え、どのような医療を希望するかを示しておきます。
具体的には、心肺蘇生のための電気ショックや、自発呼吸ができなくなった時の気管切開や酸素吸入、食事や水分を口から摂取できなくなった時の措置などです。

「リビングウィル」の語源

リビングウィルの語源は、 英語の「living will」です。

「リビングウィル」の広まりの背景

リビングウィルの考え方は、「インフォームド・コンセント」の浸透とともに広まってきたと言われています。
「インフォームド・コンセント」とは、「医師と患者との十分な情報を得た上での合意」を意味する概念で、 医師が医療行為や治験などについて説明し、患者の同意を得ることです。
ほかにも、葬儀の方法、臓器提供の可否などが、リビングウィルの対象として論じられています。

「リビングウィル」の必要性

回復が見込めず胃ろうや人工呼吸器をつけた場合、途中で中止する判断をするのは非常に難しくなります。
患者本人が延命措置を望んでいなくても、家族は延命を望むケースは少なくないでしょう。
生前に患者が意思を書き残すことは、こうしたジレンマを引き起こさないためにも有効です。
尊厳死を望んでいる場合には、本人も誇りを持って最期を迎えられると考えられます。

「リビングウィル」の例文・用例

リビングウィル

リビングウィルを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●毎朝学校で、リビングウィルをしていた。
リビングウィルがないと生きている実感がなくなってしまいます。

SNSでの「リビングウィル」の使われ方

「リビングウィル」の類義語

リビングウィルの類義語は、以下のようなものがあります。

遺言書

自分の死後の財産の処分や贈与についての意思を明らかにする文書です。
正式なものの場合は法的効力を有します。
リビングウィルは、死の直前の本人の希望や意思を明らかにするもので、法的な効力は持っていません。

アドバンス・ディレクティブ

終末期の医療に対する「事前指示書」です。
リビングウィルに代理人指示を加えた形で、アメリカでは法整備が進んでいます。
患者自身の判断能力が失われた後にも効力を発揮しますが、日本ではまだ一般的ではありません。

エンディングノート

人生の終末期を迎えるにあたり、医療措置を含めて、死ぬまでにやりたいことや希望、預貯金の管理など、家族や親しい人に残したいことを記すノートです。
広い意味ではリビングウィルとも言えるでしょう。
法的効力はないものの、自分に何かあった時に知らせてほしい相手や、銀行などの手続きに必要なものはどこにしまってあるかなど、自分の死後に家族の負担を減らせるよう、記録する人は増えています。
エンディングノートは、備忘録にはなりますが、リビングウィルとして提示するには十分な内容ではありません。

「リビングウィル」の対義語・反意語

リビングウィルの対義語・反意語はありませんでした。