「囲い」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「囲い」の意味とは
囲いとは、特定の人物の熱狂的なファンという意味のネットスラングです。
よい意味で使われることは少なく、蔑称に近いニュアンスで使われる言葉です。
「囲い」の特徴
囲いは一般的には、「周囲を取り巻くこと」「塀や垣根など」という意味で用いられますが、ニコニコ生放送などにおいて、配信者に対して好意を寄せて常に味方になっているような人を「囲い」と呼ぶ用法が新たに生まれました。
「囲い」は、要人の警護にあたる私服警官のSPと同様に、守りたい対象を囲い込んで護衛します。
配信者の言動を常に味方し、擁護するのが特徴です。
「囲い」の注意事項
「囲い」はマイナスのイメージもある言葉で、思いを寄せるあまり周りからは煙たがれることも多くあります。
過度に「囲い」をする人は「囲い厨」と呼ばれ、蔑まれるので注意が必要です。「厨」とは「中毒者」や「マナーを守れないほどハマっていること」を表すネットスラングです。
「囲い」の表現の広がり
マイナスのイメージもある言葉ですが、ファンが自分から「私は〇〇の囲いです。」と名乗ったり、配信者が「囲み募集します」などと使う場合もあり、用法が広がっています。
「囲い」の普及の背景
ニコニコ放送や、Youtubeなどの動画配信サービスが普及し、配信した動画に視聴者がコメントすることが可能になりました。
動画配信がテレビとは異なり、参加型になったことで、コメント上でのファンの活動が活発になり、「囲い」が普及しました。
「囲い」の別の意味や使われ方
ネットスラングではない、一般的な意味で使われることも多い語です。文脈で判断しましょう。
―畑に囲いをする。
―囲いの中へ追い込む。
「囲い」の例文・用例
囲いを使った例文・用例を紹介します。
●放送中のコメント、囲いだらけだよ。
●私も囲いになろうかな。
SNSでの「囲い」の使われ方
囲いがいる人はなんでも正当化っぽくできていいなぁ…俺も囲い欲しいなぁ…なんでいないのかなぁ…
次回『ぼるびぃ囲い買う』
・報酬制。これは囲ってくれてる!と思った時にお金あげます— 固ツイいいね下さいまろんケーキつんのぼるびぃ? (@Vo1B1) November 5, 2020
オタク同士の匂わせだとか、“オタクの囲い”だとかが苦手になっちゃって、推し方はそれぞれだから別にいいんだけど、囲いとかは苦手だな〜って。
あと毎回歌をあげる人だとか。俺は推しの歌が聴きたいのに。。。とか思っちゃって。キャスとかなら是非やって欲しい!って感じだけどTLは…みたいな。— チュール (@Churia17) November 4, 2020
「囲い」の類義語
囲いの類義語はありませんでした。
「囲い」の対義語・反意語
囲いの対義語・反意語はありませんでした。