「神回」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-02

「神回」の意味

神回とは、テレビ番組などにおいて、画質、クオリティ、演出、展開などが賞賛されている放送回のことです。読み方は「かみかい」です。

主に、連載漫画、テレビアニメ、連続ドラマ、ニコニコ動画の動画シリーズ、などの連続作品で使用されます。

たまに、バラエティ番組やドキュメンタリー番組の面白かった回でも使用します。

「神回」の語源

神回の「神」とは、「神様」 のことです。全角文字で 「ネ申」と表記することもあります。

特に「神〜」との形で使用し、最高の賞賛表現の一つとして使うネットスラングになります。

例えば、素晴らしいアニメ作品を「神アニメ」 や、ゲームを「神ゲー」、あるいは動画やその編集の素晴らしさを称えるような 「神動画」「神編集」などです。

日常的の中では、素晴らしく気の利いた対応をしてくれた人を評価し「神対応」のように使います。

「神回」の例

神回は特にアニメでよく使われます。その例を紹介します。

魔法少女まどか・マギカ☆(第10話)このアニメは、第3話「もう何も怖くない」で、マミが頭部を噛み砕かれ壮絶な最期を迎えた最初に話題になりました。

 

それを超えて、神回と呼ばれているのが第10話「もう誰にも頼らない」です。

 

ほむらの過去エピソードが語られ、彼女の正体、まどかに執着する理由、彼女が現在に至るまでの過程など、ここまで伏せられてきた多くの謎が明らかになり「神回」といわれました。

このような神回を見る外国人の反応も、人気の動画です。

「神回」のような表現法

連続した放送の中では様々に「〜回」との表現があります。

ギャグ回ギャグ回とは、ギャグシーンの突出した放送回のことです。

主にシリアス系の作品や、緊迫した雰囲気になりやすい長期シリーズに挟まれ、骨休めとして機能しています。

「温泉回」・「水着回」「温泉回」、「水着回」とは、アニメなどで、入浴シーンや、海水浴で水着姿を披露したりなど、ファンサービス要素の強いエピソードのことを言います。

「神回」の例文・用例

神回を使った例文・用例を紹介します。
・超絶作画と壮大な音楽による演出で描いた神回ですね。
・今日のアニメは、これまでの伏線を全て回収した、神回だった。

SNSでの「神回」の使われ方

「神回」の類義語

神回の類義語は、「いい最終回だった」です

「いい最終回だった」とは、まるで最終回かのようなクオリティの高いエピソードが最終回よりも前に出来てしまうことがあり、それを賞賛して述べる言い方です。

もちろん、作品の最終回の出来を評価して使う場合もあります。

反対に、視聴したエピソードが不出来だった場合には、シリーズの途中でも、作品自体に失望したという意味で「いい最終回だった」と表現することがあります。

「神回」の対義語・反対語

神回の対義語は「トラウマ回」です。
「トラウマ回」とは、アニメなどで視聴者にトラウマを与えた放送回のことです。

主要キャラクターの死亡や敗北、裏切りを始めとする不幸など、それを見た人が激しいショックを受けるような悲劇的な展開が発生した回に対して使用します。