「メリバ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「メリバ」の意味とは

メリバとは、物語において、主人公にとっては幸せな結末であっても、周りの登場人物や読者の立場で見た場合に不幸な結末、バッドエンドである結末という意味です。
受け取り方によって、意味が変化するのが特徴です。
メリバは「メリーバッドエンド」の略称で、愉快であることを指す英語の「merry」、不幸な結末を表す和製英語の「badend」を合わせてできた言葉です。

「メリバ」の作品例

メリバの作品例には以下のようなものがあります。

人魚姫

人魚姫では、最後に人魚は王子を助け、水の泡となってしまいます。
それは人魚にとっては不幸なことですが、王子は思いを寄せていた婚約者と結ばれ、ハッピーエンドとなります。

幸福な王子

王子の像は、その身を飾る宝飾品をツバメに運ばせ、貧しい人を助けていきます。
渡り鳥であるツバメは、王子に従うことで渡る季節を逃し死んでしまいますが、最後に残された王子の鉛の心臓部分とともに召し上げられ、天国で幸せに暮らしたと描かれています。
人々の幸せを助けることで満足している王子と、王子を慕い最後まで使え天国で暮らせるツバメにとってはハッピーエンドと言えます。

「メリバ」の例文・用例

メリバ

メリバを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

メリバな物語の代表は、「幸福の王子」だと思う。
メリバが好きな人って、ラストシーンがはっきりしない映画とか好きだよね。

SNSでの「メリバ」の使われ方

「メリバ」の類義語

メリバの類義語は、「ハッピーエンド」「バッドエンド」です。
意味はそれぞれ、「幸せな結末」「不幸な結末」です。

「メリバ」の対義語・反意語

メリバの対義語・反意語はありませんでした。