「ナマポ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ナマポ」の意味とは
ナマポとは、「生活保護」もしくは「生活保護受給者」そのものという意味です。
「なまぽ」「生ポ」とも表記されます。
生活保護を省略すると「生保(せいほ)」となりますが、「生命保険」を略しても「せいほ」となってしまうため、あえて「ナマポ」と言い換えることになったと言われています。
以前はインターネット上で見かけられる言葉でしたが、最近ではテレビドラマでも聞くようになりました。
生活保護の不正受給者が近年増えていることから生まれた経緯もあり、単に生活保護受給者を指すというよりは、不正受給者に対する蔑称の意味合いが強い言葉です。
「ナマポ」の語源
ナマポの語源は、「生活保護」です。
「ナマポ」の特徴
「生活保護制度」とは、生活保護法に基づいた制度です。
健康で文化的な最低限度の生活ができるように、困窮の度合いに応じ必要な保護をして生活を保障、自立を助長するために定められた制度です。
相談や申請は、居住している自治体の福祉事務所に行います。
生活保護は世帯単位で行うため、世帯の中に活用できるもの、または十分に働けるものがいる場合は、生活保護より優先的に、扶養の義務を負います。
「ナマポ」の問題
生活保護受給対象者を扶養親族に入れることで受給をせずに済む場合があるにもかかわらず、それをせずに親族に不正受給を促したとして、過去に芸能人がニュースとなったことがあります。
また、生活保護を受給しながら、そのお金をパチンコなどに浪費している受給者が見受けられることなども、社会的に問題視されています。
必要な人に正しく行きわたるべき素晴らしい制度ではりますが、そうした問題が起きていることも、インターネットの普及とともに多くの人に知られることとなりました。
「ナマポ」の例文・用例
ナマポを使った例文・用例を紹介します。
●あいつナマポもらってるくせに、場外馬券売り場にいたんだけど…。
●ナマポってそんな簡単にもらえる者なの?。
SNSでの「ナマポ」の使われ方
通院連絡を入れずに来るナマポ患者は何様だ!?!?!?!?
— さなぎりサナギ (@sanaginonukegar) October 21, 2020
僕の幸福追求の邪魔で、不条理不健康不満足の源である「其方の都合で勝手にやってるだけなのに、無理矢理参加させようとする資本主義競争」を断固拒否し「利用されない金銭的弱者=ナマポ」への道を選び、たまにしか食べられない美味しいご飯で、「舌の高低差」を活かし、深みのある幸福感に浸る。 pic.twitter.com/eVxyJKc7wX
— ぴよひこ (@inkokawa11) October 16, 2020
「ナマポ」の類義語
ナマポの類義語はありませんでした。
「ナマポ」の対義語・反意語
ナマポの対義語・反意語はありませんでした。