「(ry」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「(ry」の意味とは
(ryとは、以下省略という意味です。
「(ry」の意味は、「(」から想像すると分かりやすいかもしれません。
「(ry」は「(略」のことであり、それ以降の文章を省略するという意味です。
読み方自体は「(略」と同じで、「りゃく」となることからも分かるように使われる場面はネット上となっています。
あくまで日常の会話ではなく、ネット上のやり取りで使われる言葉なのです。
ネット掲示板の2ちゃんねるで多く使われており、その後はTwitterやInstagramなどのSNSでも広く使われるようになりました。
この単語のポイントは、ただ単に長い文章だから省略するという意味ではない点です。
長いこと文章を略すという意味よりも、「(この先の文章は)書く必要もないことだ」や「(ここから先は)言うまでもないことだ」といったニュアンスを含んだ使い方となります。
そのため直接的に省略するという意味だけではなく、ニュアンスの意味合いも含んでいることも理解しましょう。
またニュアンス的な使い方が出来ることもあって、広く広まった単語でもあるのです。
「(ry」の語源
(ryの語源は、(略です。
「(ry」の語源は、「(略」でありこれを略した形となっています。
「(略」自体が、以下省略を略した表記ですがさらにここから略した表記をしているのです。
「(略」をアルファベットにすると「(ryaku」となり、この頭文字を取って「(ry」となっています。
ネット上で使われることから、キーボードなどでの打ち込み時に簡単でスピーディになることから使われるようになりました。
ネットらしい使われ方であり、ネットならではのスピード重視の単語と言えるでしょう。
そのため言葉の分類としては「(ry」は、ネットスラングやネット用語に分類をされます。
「(ry」の上手な使い方
(ryは、使い方によって文章に味を出すことが出来る単語です。
例えば言いにくい雰囲気の中でコメントする時など、全文を書き切らずに「(ry」で文を切ることで少し柔らかい印象を与えることが可能となります。
他には「最後までいわせるなよ」といった、すこし粋な表現もしても使えるのです。
最後まで言えない雰囲気の時は悪いことを省略するために、粋な使い方をする時は良いことを敢えて省略するためにと良いも悪いにも使える単語となっています。
そのため使い方や使うシーンを選べば、文章に味を出すことのできる便利な単語と言えるでしょう。
ただし当然ですが、単語自体はネット用語やネットスラングです。
そのためSNSなどの利用にとどめ、ビジネスシーンなどでは使わないように注意をしてください。
以下省略と同じ意味ですが、カジュアル過ぎるために堅いシーンでの使用は控えましょう。
また「(RY」などと大文字で使用するのも間違いです。
打ち込みのスピードを重視した結果、「(ry」とまで略された言葉となっています。
大文字の表記にしてしまうと、この略した印象が無くなってしまうので小文字表記が正しいものなのです。
言いにくいことや、言い過ぎると無粋になる言葉を「(ry」とすることで文章の幅が広がることでしょう。
「(ry」の例文・用例
(ryを使った例文・用例を紹介します。
●ただしイケメンに「ry 。
●今日の上司は本当に、(ry 。
SNSでの「(ry」の使われ方
「森会長は勇者だ。ただしry)」 https://t.co/K0gRcW35I3
— シュターデン提督 (@AdmiralStaden) February 21, 2020
FC東京、ヴァンフォーレ、岡山は延期のメール対応速い。好印象?♂️
ただし千葉、おめーはダメだ。いつもキャンペーン告知でチケット案内メールばかり送ってくるくせに有事対応がなってねぇ。これだから万年2部レギュラーはry
— 汐華初流乃(JOJO&LION) (@Caborenta) February 25, 2020
「(ry」の類義語
(ryの類義語は、「以下、省略」です。
類義語は元の意味のままで、「以下、省略」が挙げられます。
またこの略語である「(略」も同じく類義語です。
そもそも「ry」の読み方も「りゃく」ですので、類義語は同義語であるこれらの単語や言葉が当てはまります。
「(ry」の対義語・反意語
(ryの対義語は、「全文」です。
意味は、全ての文章です。
「(ry」が省略を意味していたので、対義語には略さない意味のある単語がきます。
そのため全ての文章を表す「全文」が挙げられるのです。
全文が文章などの本来の形であり、それに対して意図を持って省略することが今回の「(ry」でもあります。
そうした意味でも対義語と言えるでしょう。