「エデマ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「エデマ」の意味とは
エデマとは、浮腫(ふしゅ)、むくみという意味です。
「エデマ」の語源
エデマの語源は、英語の「edema」です。
ギリシャ語で「腫れる」を意味する「oidein」から派生した「oidema」が語源となっており、英語での読みは「イディーマ」が近いとされています。
日本語においては日常で使われる「むくみ」のことを医学用語で「浮腫」と呼んでいて、「edema」も医学用語に当たります。「むくみ」のように一般的に使われるのは「swelling」という単語になります。
「エデマ」の特徴
エデマとは、細胞と細胞の間の水分が何らかの原因で異常に増加し、排出されない状態のことを指します。
足のすねなどを指で押して離しても痕が消えない、ひどいエデマの場合は数日で極端に体重が増えるなどの特徴があります。
「エデマ」の原因
エデマの原因は多岐にわたり、立ち仕事で下半身に水分が溜まる、アルコールを大量に摂取したことで血管が拡張され水分がうまく処理されない、といった一時的なものから、病気が原因で発生するものまで様々です。
原因となる病気としては腎臓に関連する場合が多く、ネフローゼ症候群や腎不全、糖尿病性腎症といった病名が挙げられます。
他にも心不全や肝硬変、甲状腺機能低下症や下肢静脈瘤などでもエデマが発生しやすく、妊娠に伴って起こることも多いです。また、インスリンや抗うつ薬、抗がん剤によって起こる「薬剤性浮腫」というものも存在します。
また、全身にエデマが見られる「全身性浮腫」と左右で程度が異なる「限局性浮腫」に分類され、これによって原因をある程度絞り込むことができます。
「エデマ」の例文・用例
エデマを使った例文・用例を紹介します。
●すねにかなりのエデマが見られるので、念のため検査してみましょう。
●この患者さんに投与する薬はエデマが起こりやすいです。
SNSでの「エデマ」の使われ方
昨日の仕事でルート頼まれて、ドキドキしながら部屋に行ったら全身エデマのターミナルで血管なんか表面の毛細血管しか見えなくて正中すらも消え失せた人で血の気が引きました。
今日も担当なので頑張ります。— ちゃい®@1yとちょっと (@chaichai_choco) May 10, 2021
医療用語は特殊なやつ多いから、実習の時に時々「これってどういう意味ですか、、?」ってなる。
エデマってるとか、タキってるとか、、 #ワンモ— 樹葵(いつき) ☪︎*。꙳☀︎ (@SuzuandKi3_0129) June 20, 2019
「エデマ」の類義語
エデマの類義語は、「浮腫」「むくみ」です。
エデマと同義語で使われますが、医学用語としては「浮腫」を用います。
「エデマ」の対義語・反意語
エデマの対義語・反意語はありませんでした。