「基底層」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「基底層」の意味とは
基底層とは、表皮の一番下にある基底細胞で形成された層で、表皮の下にある真皮と接合する薄い膜という意味です。
基底層と真皮は、絡み合い波型になっており、毛細血管を通じ、真皮から栄養分を吸い上げて、細胞分裂を繰り返して皮膚を新しく作ります。
基底細胞は、分裂によって「ケラチノサイト」を作ります。
「基底層」がある「表皮」とは
表皮は、肌の一番表面にある薄い膜です。
厚みは非常に薄くおよそ0.2㎜と薄いですが、菌やほこりが肌の内部に侵入するのを防ぐバリア機能や、水分の蒸発を防ぐ保湿機能を持っています。
表皮は、以下の4つの層で形成されています。
角質層
角質層(かくしつそう)とは、肌の表面のことです。
角質細胞によって形成されていますが、その細胞同士の間を「細胞間脂質」が埋めています。
細胞間脂質は、セラミドと水分子の「ラメラ構造」の層を作り、角層の働きを助けています。
顆粒層
顆粒層(かりゅうそう)は、角層と共に肌を守る層です。
細胞間脂質(セラミドなど)や天然保湿因子(NMF)を生み出して、角層に放出します。
有棘層
有棘層(ゆうきょくそう)は、表皮の中で最も厚い層です。
知覚神経が通り、リンパが流れています。
また、強力な免疫細胞「ランゲルハンス細胞」が存在し、外的刺激を受けた肌を鎮静化し、炎症を抑えます。
異物を体外へ排出する役割も持っています。
基底層
基底層(きていそう)とは、表皮の一番下にある基底細胞で形成された層で、表皮の下にある真皮と接合する薄い膜です。
「基底層」の例文・用例
基底層を使った例文・用例を紹介します。
●肌細胞は、毎日基底層で作られています。
●この化粧水、基底層まで浸透して肌を潤すんだって。
SNSでの「基底層」の使われ方
amazonで買ったヘパリン類似物質配合クリームが「あれ、洗顔後これだけで良いんじゃ?」って思ってしまいました😳 スキンケア男子として危機的状況です…笑
調べたらよくある保湿成分と違って、肌の奥にある「基底層」まで届いて保湿と血行促進をしてくれるみたい!どうりで違うのか😌✨#スキンケアpic.twitter.com/rLb1wl8Rvo— aki|フェイスパック男子 (@aki_skin) June 7, 2022
何で美容師が角質層とか有棘層
とか基底層とか習わなあかんの〜
追試とぼ。たかみねかて。
献血したから貧血やわしんど〜〜 pic.twitter.com/ps1yxnscps— みゆうちゃん (@sfxm2) February 17, 2016
「基底層」の類義語
基底層の類義語はありませんでした。
「基底層」の対義語・反意語
基底層の対義語・反意語はありませんでした。