「アナフィラキシー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-04-04

「アナフィラキシー」の意味とは

アナフィラキシーとは、アレルギーのうち、急激なショック症状を引き起こすものという意味です。

「アナフィラキシー」の語源

アナフィラキシーの語源は、ドイツ語で「無防備な」「防御を欠く」を意味する「anaphylaxie」です。

「アナフィラキシー」の特徴

アナフィラキシーとは、アレルギーの一種で、抗原抗体反応により急激なショック症状を起こすことです。
皮膚や呼吸、循環器などに重い症状を引き起こし、死亡することもあります。

「アナフィラキシー」の英語表現

英語では、「anaphylaxis」と表現します。
―an anaphylactic shock(アナフィラキシー・ショック)

「アナフィラキシー」の原因

アナフィラキシー反応が起こる原因となるのは、おもに注射による薬物で、ペニシリンやセフェム系などの抗血清(解毒薬)などがあげられます。
まれに、内服薬や目薬で起こることもあります。
また、ハチの毒、蕎麦、エビ、魚介類などの食物によっても起こります。

「アナフィラキシー」の症状

アナフィラキシーの症状は、口や手足のしびれ、じんましん、冷や汗などで始まり、しだいに脈が非常に弱くなり、血圧が急激に低下するのが特徴です。
そのまま放置すると、呼吸困難、チアノーゼ(動脈血の酸素不足のため皮膚や粘膜が青白くなる反応)、意識を失うといった激しい反応が現れます。
病変の進行は非常に早く、治療が遅れると死亡することもあります。

「アナフィラキシー」の治療

意識障害や血圧低下をともなうアナフィラキシーショックを起こした場合には、救急処置が必要です。
注射によって起こったショックは病院内にいれば、ただちに処置できますが、内服薬などが原因で、家庭で起こった場合には、すぐに救急車を呼ぶなどして病院へ行ってください。

「アナフィラキシー」の例文・用例

アナフィラキシー

アナフィラキシーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●予防接種のときは、いつもアナフィラキシーなどのアレルギー反応が出ないか心配です。
●そばアレルギーで、そばを食べるとアナフィラキシーショックが出るかも。

SNSでの「アナフィラキシー」の使われ方

「アナフィラキシー」の類義語

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「アナフィラキシー」の対義語・反意語

アナフィラキシーの対義語・反意語はありませんでした。