「ボルドー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ボルドー」の意味とは
ボルドーとは、フランス南西部に位置する、世界的に有名なワインの産地の名称です。
「ボルドー」の概要
ボルドーという地域は、フランスの南西部にあるジロンド県という場所にある港町です。
ガロンヌ川とドルドーニュ川という大きな河川が、さらに大きいジロンド川で合流して地域を横切っているのが特徴で、大西洋に面した港町からワインをイギリスへ輸出することで栄えていきました。ボルドーはフランス語で「bordeaux」と表記しますが、これは古語である「au bordde l’eau(水のほとり)」が由来となっています。
ワインの産地としては、4世紀頃に同じくフランスのブルゴーニュ地方と並んで発展していきます。
ブルゴーニュワインが「ワインの王様」と呼ばれるのに対し、ボルドーワインは「ワインの女王」と呼ばれています。
「ボルドー」のワイン
ボルドーでは、白ワイン・赤ワインの他にロゼやスパークリング、貴腐ワインなど幅広い種類のワインが生産されていますが、その中でもボルドーを代表するのが赤ワインです。
ボルドーでは複数の品種のブドウをブレンドしてワインを造るのが特徴です。
特に有名なものがボルドー原産の「カベルネ・ソーヴィニヨン」というブドウの品種で、ボルドーワインの基礎となります。
また、フランスでたくさん収穫することのできる「メルロー」という品種も欠かせないものとなっています。
ボルドーワインの個性は、地域を横切る河川の左岸と右岸によって大別することができます。左岸はカベルネ・ソーヴィニヨンがメインで、どっしりとした味わいのワインが多く生産されています。反対の右岸ではメルローの割合が多く、角のとれたまろやかなワインが主流となっています。
「ボルドー」の格付け
ボルドーワインにおいてよく聞かれる「シャトー」という言葉は、ボルドー地方でブドウ畑を所有し、栽培から瓶詰めまでの製造課程を一貫して行っている生産者に与えられる称号のことです。
そのシャトーは1級から5級まで「格付け」がされているのが特徴で、最高級とされる1級を獲得しているシャトーは60ほどあるシャトーの中で5つのみとなっています。この5つを指して「五大シャトー」と呼びます。
「ボルドー」の例文・用例
ボルドーを使った例文・用例を紹介します。
●手軽に買えるものは、バリューボルドーとも呼ばれて千円前後で手に入るよ。
●いつか五大シャトーのボルドーを飲んでみたいなぁ。
SNSでの「ボルドー」の使われ方
石見ワイナリーのマルスランいただきました。
ソムリエールさんからボルドーワインのブレンド品種で、
まだ若い木と聞いていたのでどんな感じなのか楽しみに開けました。開けたときはちょっと個性的でしたが、放置してたら最後おつまみが進みすぎるほどとってもおいしくいただきました! pic.twitter.com/nQ0NCG2hKB
— aito sakega (@igenome) March 20, 2021
ワインタイムは国産(福島県)牛イチボ肉のステーキ(私の作)です。イチボは肉の旨味がじゅわんとくる赤身部位で、我が家では好まれています。ワインは手軽なボルドー赤、音楽はジャズギター、Wes Montgomery を合わせています。 pic.twitter.com/nBGWKeO9c7
— Rinji (@m_rinji) March 25, 2021
「ボルドー」の類義語
ボルドーの類義語はありませんでした。
「ボルドー」の対義語・反意語
ボルドーの対義語・反意語はありませんでした。