「利休箸」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「利休箸」の意味とは

利休箸とは、主に杉の木を使って作られ、両端が細く削られ真ん中が膨らんだ形の「両口箸」という意味です。
桃山時代に、千利休が茶懐石用に考案したのが始まりです。
細くなっている両端の、片方を神様が、もう片方を人間が使い、神様と人間との橋渡しをすると言われています。
杉の中でも、特に「赤杉」で作られた箸は、ハレの日の箸として客膳にも使われます。

「利休箸」の語源

利休箸は、考案した千利休の名前が語源となっています。

「利休箸」以外の箸

普段何気なく使っている箸には、以下のような種類があります。

柳箸(やなぎばし)

利休箸同様、両端が細く削られている、八寸(約24cm)の箸です。
折れる、壊れるなどの縁起の悪いことが起きないよう、折れにくい柳の木で作られています。
縁起の良い「ハレの日」用の箸です。

天削箸(てんそげばし)

割り箸の持ち手側の点を向いた部分を、斜めに削り取った箸です。
料理を取る部分は面取りされ、上下を間違って使わないようにという意味があります。
高級なものは、杉で作られています。
料亭や高級和食店で使われることが多い箸です。

元禄箸(げんろくばし)

一般的な割り箸で、四つの角を削って作られたシンプルな片口箸です。
飲食店でも多く使われているため、使う機会も最も多いでしょう。

「利休箸」の例文・用例

利休箸

利休箸を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●先日、お箸屋さんまで利休箸を買いに行ってきました。
利休箸は、箸を持つ手指も美しく見せてくれます。

SNSでの「利休箸」の使われ方

「利休箸」の類義語

利休箸の類義語はありませんでした。

「利休箸」の対義語・反意語

利休箸の対義語・反意語はありませんでした。

専門用語

Posted by 伊藤優依