「ラノベ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ラノベ」の意味とは

ラノベとは、「ライトノベル」の略で、SFやホラー、ミステリー、ファンタジー、恋愛などの要素を、軽い文体で書いた若者向けの娯楽小説のことです。ライトノベル雑誌に載っている小説やティーン層を対象にした小説を指すとする意見が一般的ですが、明確な定義はなく、純文学や大衆小説との違いや境界線はどこかといった定義論争も起こっています。

表紙や挿絵には、アニメのような絵がふんだんに使われていることが多いです。
ソフトカバーで文庫や新書と同様の版型で出版されるのが一般的です。

若者向けに会話文を多用するなど、読みやすい文体で書かれることが多いですが、ライトノベル出身の作者が一般の文学賞を受賞するケースも多々あります。たとえばラノベ作家として活躍していた桜庭一樹さんは2008年に『私の男』で直木賞を受賞しています。

「ラノベ」の語源

英語のlight(軽い)とnovel(小説)を組み合わせた和製英語で、1990年代初めにSFやファンタジー小説ファンが集ったパソコン通信の電子会議室から生まれたといわれています。なお、「軽い」という訳については異論もあります。

「ラノベ」が広まった背景とは?

ラノベという言葉が生まれたのは1990年代ですが、2000年代に入り「オタクブーム」が起こったことで、漫画・アニメ好きを中心に、それまで以上にライトノベルが注目を集めるようになりました。
さらに、日本のアニメ文化も著しく成長し、その制作本数が拡大しただけでなく、漫画に加えライトノベルを原作としたアニメも増えてきました。ライトノベルはアニメや漫画の派生として、海外でも強い関心を集めています。

「ラノベ」の例文・用例

ラノベ

ラノベを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●好きなラノベは何?
ラノベが純文学より劣っているとは思えない。

SNSでの「ラノベ」の使われ方

「ラノベ」の類義語

ラノベの類義語は、「ライトノベル」です。意味はラノベと同じです。

「ラノベ」の対義語・反意語

ラノベの対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 亜樹南川