「カップテスト」とは？意味と例文が３秒でわかる！

「カップテスト」の意味とは

カップテストとは、コーヒー生豆の品質を総合的に鑑定するための検査のことです。
コーヒーを口に含みながら、味を直接感じて評価しやすい「味覚」・「臭覚」・「触覚」の3つの感覚を用いて鑑定します。コーヒー生豆を入庫後、欠点がないかどうかを確認するために、カップテイスターと呼ばれるプロが必ず2人以上でカップテストを行います。カップ間のバラつきがないか、そのコーヒー豆の特徴を持っているかどうかを確認していきます。美味しいかどうかを鑑定するためのものではありません。コーヒーの品質を保持するために世界中でカップテストが行われています。

「カップテスト」の語源

粉にしたコーヒーを入れたカップに直接お湯を注いで鑑定することから、このように呼ばれています。なお、英語では「cup test」ではなく、動名詞を用いて「cupping test」や「coffee cupping」と表します。

「カップテスト」の手順

まず、焙煎したコーヒー豆をミルで挽き、粉にしたコーヒー粉をカップに入れて、お湯を注ぎます。まず、異臭がないかどうかを確認します。次に、スプーンを用いて、ズルズルと大きな音をたてて舌の奥にまで広がるようにコーヒーを吸い込み、雑味、酸味、甘味、苦み、後味の有無などを確認します。このとき、質感や口当たりも含めて体感し、コーヒーを評価します。

「カップテスト」の例文・用例

カップテスト

カップテストを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●社員は毎朝念入りにカップテストを実施している。
●原料買い付けから出荷までの間に度々カップテストが行われる。

SNSでの「カップテスト」の使われ方

「カップテスト」の類義語

カップテストの類義語は「カッピング」です。意味はカップテストと同じです。

「カップテスト」の対義語・反意語

カップテストの対義語・反意語はありませんでした。

カタカナ語,カフェ用語

Posted by 亜樹南川