「カットボール」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「カットボール」の意味とは

カットボールとは、ストレートとほぼ変わらない球速ながら、打者の手元でボール一つ分ほど鋭くスライダー方向に曲がる変化球のことを指す言葉です。

「カットボール」の投げ方

まず、ヤマと呼ばれるボールの縫い目に、人差し指と中指の指の腹を引っかけるようにボールを握ります。

そして、親指は立てるようにして、人差し指側の側面をボールにつけます。これで投げる準備は完了です。

投げるときは手首をひねらずに、ストレートを投げるような形で固定します。そして、球への回転は人差し指と中指でかけるようにし、ボールを少し切るような意識をもって、腕を強く振って投げます。

「カットボール」の普及の背景

カットボールは、メジャーリーグの影響で2000年代の日本球界でも大流行しました。

カットボールが、大きな変化ではなく小さな変化でバットの芯をずらし、凡打にさせる変化球として注目されるようになった背景は、リスクの軽減ができるということにあります。大きな変化球は打者がバットを振るタイミングをずらし、空振りを狙うものですが、変化が大きい故にタイミングを合わされてしまったり、コントロールミスをした時に長打を打たれてしまったりと、大けがをしやすくなります。

カットボールで最初からあえてバットに当てさせて芯を外すことができれば長打の可能性はなくなり、内野ゴロなどのミスショットを誘うことができます。

「カットボール」の例文・用例

カットボール

カットボールを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●山中投手のカットボールは素晴らしい。
カットボールで相手打者のバットをへし折り、観客が沸いた。

SNSでの「カットボール」の使われ方

「カットボール」の類義語

カットボールの類義語はありませんでした。

「カットボール」の対義語・反意語

カットボールの対義語・反意語はありませんでした。