「ダブルヘッダー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-09-17

「ダブルヘッダー」の意味とは

ダブルヘッダーとは、特定の球団がホーム球場で1日に2試合を開催するという意味です。

「ダブルヘッダー」の目的

ダブルヘッダーは、主に「同じ球場で同じチーム同士が1日2試合行う」状況のことを指します。2試合目にホーム(その球団の本拠地の球場のこと)ではない相手チームが変わることがありますが、これは「変則ダブルヘッダー」と呼ばれます。

ダブルヘッダーが行われる主な理由としては「試合数の消化」です。
プロ野球では年間の試合数が決められているため、順位や優勝が決まった後も試合が行われます。このような試合は「消化試合」と呼ばれます。

以前はまだドーム型の球場が少なかったことなどから、天候によって試合が延期になってしまうケースが多く、日程消化のためダブルヘッダーで組まれることが多く見られました。しかし、プロ野球で1日に2試合行うのは選手にとって身体的負担が大きかったため徐々に見直されていき、1988年に東京ドーム球場が開設されたことから雨天でも試合ができるドーム型球場が増え、ダブルヘッダーはほとんど開催されなくなっていきました。

プロ野球で最後にダブルヘッダーが開催されたのは1998年の10月となっています。
現在もダブルヘッダーが禁止になったというわけではなく、雨天中止が続いて検討されることはありますが、実際には長年行われていません。

「ダブルヘッダー」の表現の広がり

日常でも「ダブルヘッダー」という言葉を使うことがあります。
特によく見られるのは「1日のうちに2つの予定をこなす」といった意味合いです。
映画館で2作品の上映を続けて見た、違う集まりの飲み会をはしごしたといった時に使われる表現です。

「ダブルヘッダー」の例文・用例

ダブルヘッダー

ダブルヘッダーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●2020年にもダブルヘッダーの試合が検討されたことがあったみたいだよ。
●うわ~今日は午前中にイベントあって夜は飲み会のダブルヘッダーか~!

SNSでの「ダブルヘッダー」の使われ方

「ダブルヘッダー」の類義語

ダブルヘッダーの類義語はありませんでした。

「ダブルヘッダー」の対義語・反意語

ダブルヘッダーの対義語・反意語はありませんでした。