「イヤートゥイヤー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イヤートゥイヤー」の意味とは
イヤートゥイヤーとは、左右の耳の付け根と頭頂部を結ぶ線のことです。
主にカットやヘアアレンジをする際に、髪を前後に分けるための目安として知られています。
髪の毛の流れは一般的にフロント側は前方に、バック側は後方に向いているため、事前にイヤートゥイヤーを境として前後に分けておくことで、仕上がりの後のバランスを予想しやすくなり、効率良く施術できます。
あくまで作業の効率化が目的なので、施術後は前後のセクションは繋がります。
イヤートゥイヤーの位置は、美容師や施術を受ける人の頭の形によって前後することがあります。
その人にとって理想的なヘアスタイルを実現するためには、言葉の定義に従うよりも頭頂部の湾曲やハチ、後頭部のボリュームとのバランスを考えながら、柔軟にセクショニングしたほうが良いからです。
イヤートゥイヤーの解釈は美容師によって異なるため、注文時にこの用語を使うと認識のズレが生じる場合があります。
この場合、美容師と解釈のすり合わせを行うか、具体的な工程には触れずに、仕上がり後の「こうなりたい」というイメージだけを伝えたほうが無難です。
「イヤートゥイヤー」でブロッキングする方法
施術しやすいように髪を分けて留める作業のことを「ブロッキング」と言います。
美容室でカットを行う際に用いられますが、自分でヘアアレンジしたい場合にも有用です。
イヤートゥイヤーは髪を前後にブロッキングする際の基本的な目安と言えます。
以下、イヤートゥイヤーを採り入れたオーソドックスなブロッキング手法を紹介します。
まず、耳の前にある両サイドの髪を残した状態で、バックを上下に分けヘアクリップで留めます。
そして、フロント部分の髪を上下に分けてヘアクリップで留めます。
このようにイヤートゥイヤーで前後に分け、さらにバックを上下にブロッキングすることで、ヘアアレンジがしやすくなります。
参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/324699/
「イヤートゥイヤー」と関連するヘアケア用語
イヤートゥイヤーと関連性の高い美理容用語として「セクション」を挙げることができます。
セクション(section)は、一般的に「部分」「区分」といった意味を持つ英単語として知られていますが、美理容では頭部の区分を意味します。
例えば、前髪は「バング」、前方は「フロント」、側頭部は「サイド」、後頭部は「バック」、襟足は「ネープ」と言った具合です。
これらはイヤートゥイヤーと同様にブロッキングを行う際の基本的な目安になります。
施術後は髪を下ろすため各セクションの境界線は無くなりますが、昨今ではあえてセクション間を繋げずに境界をはっきりさせる「ディスコネクション」と呼ばれる技法も人気です。
「イヤートゥイヤー」の例文・用例
イヤートゥイヤーを使った例文・用例を紹介します。
●ヘアアレンジをする前にイヤートゥイヤーで前後に分けた。
●正しいイヤートゥイヤーの位置がいまいちわからない。
SNSでの「イヤートゥイヤー」の使われ方
イヤートゥイヤー部分(というかフェイスライン)だけ残して、後ろショートにしたった
— もじゃもじゃ (@mojamojakundesu) June 8, 2021
久しぶりにショートボブにしたー(^^)スッキリ♬でも出産してからイヤートゥイヤーから前が癖が強くなってで(´༎ຶོρ༎ຶོ`)オーノーʕ⁎̯͡⁎ʔ༄ シャンプー?あまり使わなくて済むしすぐ乾くし✌︎('ω’)✌︎
— はせゆう (@ozayu) March 26, 2019
「イヤートゥイヤー」の類義語
イヤートゥイヤーの類義語はありませんでした。
「イヤートゥイヤー」の対義語・反意語
イヤートゥイヤーの対義語・反意語はありませんでした。