「エテュベ」とは？意味と例文が３秒でわかる！
「エテュベ」の意味とは
エテュベとは、フランス生まれの、素材の持つ水分を活かした調理法という意味です。
「エテュベ」の語源
エテュベの語源は、フランス語の「étuver」です。意味は「煮込み」「蒸し煮」です。
「エテュベ」の3つの特徴
エテュベには、以下の3つの特徴があります。
・フランスで生まれた
・素材の水分のみを使う
・味付けが塩のみ
フランスで生まれた調理法で、素材の水分を活かして、うま味を引き出す調理法です。
素材から出る水分のみを使って調理をし、味付けに使う調味料も基本的に塩のみのため、普通の調理法よりもヘルシーで健康によいと注目を集めています。塩は、素材の水分を引き出す効果もあります。
「エテュベ」の英語表現
英語では「etuver」と表現します。
「エテュベ」の表現の広がり
フランス料理を由来とする煮込む調理法には、エテュベ以外に「プレゼ」や「ポシェ」があります。
プレゼ
「プレゼ」は、素材が半分浸かる程度の水分で、オーブンで加熱し、蒸しながら煮る調理法です。
ポシェ
「ポシェ」は、素材を、水や塩水、ブイヨン、ワインなどの液体のなかでゆっくり煮込む調理法です。日本の「煮物」に近い調理法です。
「エテュベ」の魅力はどこにあるのか
素材そのものの味を楽しむことができる
水やだし汁を使わず、使う調味料も限られているので、素材そのものの味を楽しむことができます。
ヘルシー
味付けに使う調味料は基本的に塩のみですので、普通の調理法よりヘルシーで健康的になります。
「エテュベ」のための準備
エテュベの特徴は「素材の水分を使うこと」と「シンプルな味付け」です。
家庭でもすぐに実践することができます。
①材料（野菜、肉、魚介類など）を食べやすい大きさに切る。
②塩をふって加熱する。
材料は野菜に限らず、肉や魚介類でも可能です。旬の野菜は水分を多く含んでいるため、おススメです。
加熱する時間は、素材の種類や量によって異なります。様子を見ながら調整しましょう。
焦げ付かないように混ぜながら炒めましょう。
「エテュベ」の例文・用例
エテュベを使った例文・用例を紹介します。
●エテュベを家庭で実践してみた。
●地鶏と野菜のエテュベを作った。
SNSでの「エテュベ」の使われ方
金目鯛とキャベツのエテュベ。
ソースは白ワインベースのクリーム仕立てのものです。 pic.twitter.com/g7G879ECu9
— LesCouleursレクルール (@lescouleurs0714) May 12, 2019
芽を出させてしまった大量の玉ねぎをなんとかしようと、飴色玉ねぎを作ろうとしています。弱火で炒めていたらこんなに水分が出てびっくりしています。まるでエテュベのようです。
飴色玉ねぎは作って冷凍しておくと煮込みにも使えるし、オニオングラタンスープもすぐできるしとても便利。 pic.twitter.com/0akG1TNr9U— hatako (@hatako_biscuit) April 21, 2020
「エテュベ」の類義語
エテュベの類義語はありませんでした。
「エテュベ」の対義語・反意語
エテュベの対義語・反意語はありませんでした。