「ハイドロコロイドドレッシング」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ハイドロコロイドドレッシング」の意味とは
ハイドロコロイドドレッシングとは、シート状になった親水性コロイドを、ポリウレタンのフィルムで薄く覆ったドレッシング材という意味です。
親水性コロイド層が皮膚に密着することで、傷口からの浸出液を吸収しゲル化させることで、湿潤環境の中で創傷治癒を促進する作用を持っています。
傷口に貼りつかない性質の非固着性のタイプであれば、テープを交換する時にも、肉芽組織や新生表皮を損傷しにくいため、痛みも少なく、一層早い治癒が期待できます。
「ハイドロコロイドドレッシング」の問題
ハイドロコロイドドレッシングでは、短所として密閉した箇所での合併症が起こりやすい問題とされています。
しかし、傷口の観察がしやすい透明なハイドロコロイドドレッシング材や、従来の製品より細菌感染を起こしにくい抗菌性ハイドロコロイド創傷被覆材を使った製品も登場しており、応用範囲は拡大してきていると言ってよいでしょう。
「ハイドロコロイドドレッシング」でやってはならないこと
ハイドロコロイドドレッシング材は、傷口が細菌感染を起こしている時には実施してはいけません。
最近ではハイドロコロイドドレッシング材に準じる絆創膏も市販されていますが、細菌感染の懸念から貼りっぱなしは避け、傷を洗浄し毎日新品と交換することが推奨されます。
「ハイドロコロイドドレッシング」の例文・用例
ハイドロコロイドドレッシングを使った例文・用例を紹介します。
●傷が浅ければ、ハイドロコロイドドレッシング材使用のテープを貼っておくといいですよ。
●ハイドロコロイドドレッシングを使っているテープを貼っておくと、貼り替えの手間がありません。
SNSでの「ハイドロコロイドドレッシング」の使われ方
懐かしい本たち
昭和の時代褥瘡にはイソジンシュガーって時代にハイドロコロイドドレッシング知り劇的に改善した症例を経験して沼にハマったんだよね
ありがとう、そしてさようなら pic.twitter.com/7pEpa4qPIk— うーちゃん/鍼灸師 (@SPmikanee) June 20, 2021
おすすめ傷手当て
左:絆創膏の中でも高伸縮、高粘着、防水、薄い。ウレタンのものなら大体同性能
右:キズパワーパッドで有名?なハイドロコロイドドレッシング材の一種。良コスパ、大きい。止血後使用可 pic.twitter.com/2XnMq9LTss— AMAsan (@amasan_mk2) November 8, 2015
「ハイドロコロイドドレッシング」の類義語
ハイドロコロイドドレッシングの類義語はありませんでした。
「ハイドロコロイドドレッシング」の対義語・反意語
ハイドロコロイドドレッシングの対義語・反意語はありませんでした。