「ケアメン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ケアメン」の意味とは

ケアメンとは、親、配偶者、子どもなど、身近な人の介護に積極的に取り組む男性という意味です。


介護は、身体介護、生活援助、精神的ケアなど多岐にわたりますが、それらに積極的・主体的に関わります。

「ケアメン」の語源

「ケア」は英語の「care」から来ており、「気を配る」「気遣いをする」などの意味があります。
また、「men」は英語で「男性」を表す言葉です。
これらを組み合わせ、「ケアメン」と呼ぶようになりました。

「ケアメン」の歴史

「ケアメン」という言葉が使われ始めたのは、2012年頃とされています。
当時、介護の担い手不足が社会問題として取り上げられており、男性の介護参加を促進する取り組みが広がり始めていました。
とは言え、「ケアメン」という言葉が使われる以前から、男性の介護参加の取り組みは行われていました。
1990年代に、介護を担う男性のロールモデルとなるような男性介護者の活動が注目されるようになったことを皮切りに、2000年代には、男性が介護に取り組むためのサービスや支援制度が整備されるようになりました。
このような取り組みにより、男性介護者の割合は徐々に増加し、2022年には男性介護者の割合は20.3%に達しました。

「ケアメン」の意味合い

「ケアメン」という言葉には、介護の担い手として男性の役割を認め、男性介護者を応援する意味合いも込められています。
これまで、「介護は女性の役割」というイメージが強く、男性介護者は少数派でした。
しかし、近年では、男性も介護に積極的に取り組むようになってきています。
「ケアメン」という言葉は、男性介護者を応援し、男性の介護参加を促進するきっかけになると考えられます。

「ケアメン」の例文・用例

ケアメンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●高齢の男性が、自宅で奥様を介護する姿を、ケアメンとして寄稿しました。
●介護は女性だけの役割ではないことを、ケアメンという言葉が示しています。

SNSでの「ケアメン」の使われ方

「ケアメン」の類義語

ケアメンの類義語は、「男性介護者」です。
意味は、男性の介護者です。

「ケアメン」の対義語・反意語

ケアメンの対義語・反意語は、「女性介護者」です。
意味は、女性の介護者です。

カタカナ語

Posted by 伊藤優依