「ケツカッチン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-05-15

「ケツカッチン」の意味とは

ケツカッチンとは、芸能人などが、後のスケジュールが埋まっていて拘束時間に制限があるのに、前の仕事が終わらず遅れそうな状態という意味で、仕事などで納期が迫っている場合にも使われます。
いわゆるバブル時代に生まれた言葉で、当時は一般の人も使っていましたが、今の人はあまり使いません。

「ケツカッチン」の語源

映画やドラマなど、映像の収録現場でアクションする際に鳴らす「カチンコ」を、カット尻に持って行くことから、「ケツでカチンコを鳴らす」と表現していました。
それが「ケツカッチン」へと変化したと言われています。
さらにそこから転じ、撮影の終了時間や完成の期限が決まっていて変更できない状態のことや、今やっている仕事の後ろに仕事がある場合や用事があることも表すようになりました。

「ケツカッチン」以外のバブル語

バブル期にはいわゆる様々な「バブル語」が発生し、その後の不景気到来とともに消えていきました。
その中でも、「ドロン」は「先に帰る」「隠れる」のように使われた言葉です。
「ケツカッチン」と組み合わせて、「ケツカッチンなんでお先にドロンさせていただきます」などと使われていました。

また、平野ノラさんで有名になった、スーツの型幅を広く見せる「肩パッド」、体に密着する生地で作られた「ボディコン」などがあります。
今やすっかり過去となったものの、懐かしさを感じさせる言葉です。

「ケツカッチン」の例文・用例

ケツカッチン

ケツカッチンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●すみませんが▲▲さん、今日はもうおしりがケツカッチンなんで急いでください!
●もうそろそろ完全にケツカッチンなのに、終わる見込みがないんです!

SNSでの「ケツカッチン」の使われ方

「ケツカッチン」の類義語

ケツカッチンの対義語は、「尻ボールド」「ケツカチ」「あとカチ」などがあります。
意味は、ケツカッチンと同じです。

「ケツカッチン」の対義語・反意語

ケツカッチンの対義語・反意語はありませんでした。