「メランコリック」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-01

「メランコリック」の意味とは

メランコリック(melancholic)とは、 「憂鬱(ゆううつ)なさま」や「ふさぎ込んでいるさま」を意味する言葉です。
「憂鬱(ゆううつ)」は、落ち込んだ雰囲気、ふさぎこんだ状態を表しています。

また、「メランコリック」は形容動詞、対して「メランコリー」は名詞となります。

「メランコリック」の語源

「メランコリック」の語源は、英語の「melancholic」です。意味はカタカナ語と同じように「憂うつなさま」です。

「メランコリック」の特徴

物語や映像作品やでも、メランコリックと表題されるものにはネガティブな内容が多く、イメージも暗く重いものが多く存在します。

「メランコリック」の利用時の注意点

英語で利用する場合には、ネガティブに「うつ病」を指すことが多いので、用いる際は注意が必要です。

「メランコリック」の例文・用例

メランコリック

メランコリックを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●その時、不意に彼女がメランコリックな表情を見せたので僕は驚いた。
●今のメランコリックな気持ちの状態で、前向きな話をする気持ちにはとてもなれない。

「メランコリック」の類義語

メランコリックの類義語は、「アンニュイ(フランス語:ennui )」や「ミステリアス(英:mysterious)」、「ノスタルジック(英: nostalgic)」です。

「メランコリック」が、その人の持つ気分や雰囲気を、病的な憂鬱としてネガティブなイメージを付与するのに対し、「アンニュイ」「ミステリアス」はそれに加えて髪型や服装に対して使います。

誉め言葉としての使用が多いです。なお「アンニュイ」はフランス語です。
また、「ノスタルジック」は、過去の出来事に思いを馳せ、強い懐かしさを覚える気持ちを表します。

「メランコリック」の対義語・反意語

メランコリックの対義語は、「ブライト(英:Bright)」、「チアフル(英:cheerful)」が該当します。
「ブライト」は、色などが明るいことを指して表現することが多い言葉です。

また、これに対し「チアフル」は人に対して「陽気」であるさまを表す言葉です。笑顔が多く、その態度や言葉でいつも誰かを勇気づける人物を指します。

なお、「メランコリック」は外来語のため、明確な対義語ではありません。ただし日本語の「憂鬱」の対義語には、「明朗(明るく朗らかであること)」などがあげられます。