「キャパる」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「キャパる」の意味とは

キャパるとは、キャパシティを超えていっぱいいっぱいになり、気持ちに余裕がなくなっている様子のことです。「キャパる」は同じ意味を表す「キャパい」と共に、ギャル雑誌eggによる『egg流行語大賞2021』で1位に輝いた言葉です。

勉強や仕事で多忙になるなどマイナスの感情だけでなく、大好きなアイドルからファンサービスを受けたときなど、満足度や幸せの度合いが非常に高いというプラスの感情でも使われます。

「キャパる」の語源

「キャパる」という言葉を使い始めたのは、『egg』専属モデルやタレントとして活躍する「ゆうちゃみ」こと古川優奈(こがわゆうな)さんといわれています。仲良しの大阪のおばちゃんの「キャパオーバーやわ」という口癖について、「長いから『キャパい』で良くない?」と発言したことから、「キャパい」という言葉が生まれ、同様の意味で「キャパる」も用いられるようになりました。

ちなみに、キャパオーバーとは和製英語「キャパシティーオーバー」の略です。キャパシティーは収容能力、オーバーは超えるを意味するので、キャパシティーオーバーは許容範囲を超えることを意味します。

「キャパる」の例文・用例

キャパる

キャパるを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●仕事を一人で抱え込みすぎてキャパる
●推しが尊すぎてキャパる

SNSでの「キャパる」の使われ方

「キャパる」の類義語

キャパるの類義語は「キャパい」や「テンパる」です。「キャパる」や「キャパい」はすることが多くていっぱいいっぱいになるという様子を表しますが、「テンパる」はすることが多いかどうかには関わらず、焦りや不安で心に余裕がなくなる様子を表します。ちなみに、元々「テンパる」とは「あと一歩で上がりになる」という状態を表す麻雀に由来する言葉で、「準備が整う」が本来の意味でした。

「キャパる」の対義語・反意語

キャパるの対義語・反意語は「手持ち無沙汰」です。「手持ち無沙汰」とは、することがなく、退屈な様子を表す言葉です。

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Posted by 亜樹南川