「オーバーダイレクション」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オーバーダイレクション」の意味とは
オーバーダイレクションとは、ヘアカットの際に、引き出した毛束をオンベース(頭皮に対して垂直に引き出した状態)より前もしくは後ろに引いてカットすることです。基本的には後ろに引いてオーバーダイレクションをかけることが多いです。後ろに引くことにより、後ろの正面の髪が最も長く、前にいくに従って長くなり、前下がりになります。
オーバーダイレクションにはバリエーションがあり、引き出した毛束それぞれを、1つ前に引き出した毛束の位置まで引っ張ってきて切ったり、全ての毛束を同じ位置に持ってきて切ったりします。
「オーバーダイレクション」の語源
「オーバー(over)」は「~を越えて」、「ダイレクション(direction)」は「方向」を意味する英語です。毛束を頭皮に対して垂直に引き出すのではなく、そこから前や後ろに引いてカットをすることから、このような呼び方となっています。
「オーバーダイレクション」の例文・用例
オーバーダイレクションを使った例文・用例を紹介します。
●オーバーダイレクションを少し変えるだけでヘアスタイルの雰囲気が変わってくる。
●オーバーダイレクションを効かせながらカットしていこう。
SNSでの「オーバーダイレクション」の使われ方
CHILL CHAIR HAIR CATALOG ⑤
『前下がりセンターパートパーマ』周りは刈り上げ、2ブロックにする。
トップは前下がりになるようオーバーダイレクションでカット。
中間〜毛先をメインに平巻きでパーマをかける。
セット次第でオンオフどちらも対応できる。#BARBER : Issey @ CHILL CHAIR 中野店 pic.twitter.com/jtQ61qyCor— CHILL CHAIR – TOKYO STREET STYLE BARBER – (@chill_barber) September 3, 2020
#ショートカット
グラデーションボブ
最近切ってて1番楽しいのグラボブな気がする
あれこれ考えること多いけど楽しい
リフティングとオーバーダイレクションをちょっと変えるだけでかなり違ってくるから好きだなぁ pic.twitter.com/YvwoyhTyrX— 松 (@hibikeufo23) October 13, 2019
「オーバーダイレクション」の類義語
オーバーダイレクションの類義語はありませんでした。
「オーバーダイレクション」の対義語・反意語
オーバーダイレクションの対義語・反意語は「リフティング」です。オーバーダイレクションは水平に前後に引っ張ることを指しますが、リフティングは上下に角度をつけて引き出すことを言います。オーバーダイレクションは横方向の形に対応するためのカット技法なのに対し、リフティングは縦方向の形に対応するためのカット技法です。骨格を見る際は縦方向、横方向の両方を意識する必要があるため、オーバーダイレクションとリフティングという2つのカット技法があります。