「テキサスリグ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「テキサスリグ」の意味とは

テキサスリグとは、釣りのリグ(仕掛け)の一つで、主に「バレットシンカー」「オフセットフック」「ワーム」を組み合わせたものを指します。

また、シンカー(錘)を固定するための「シンカーストッパー」や、魚の注意を引くための「ビーズ」を加えるケースも多いです。

ワームの中にフック(針)を挿入するため、根掛かり(※)しにくいのが特徴です。

(※根掛かりとは、フックが水中の障害物に引っかかってしまうトラブルのことです)

本来、テキサスリグはバスフィッシングで用いられていたリグですが、現在では海釣りにも有効な仕掛けだと考えられています。

海釣りでは、一般的に「ロックフィッシュ」「チニング」「フラットフィッシュ」など根掛かりに強いテキサスリグの特性を生かしたシーンで重宝されています。

「テキサスリグ」のメリット&デメリット

テキサスリグは「根掛かりしにくい」というイメージが強いですが、その効力は釣り場の環境に大きく左右されます。

前述の通り、テキサスリグはバスフィッシングで生まれた仕掛けなので、植物系の障害物に対する回避能力は高いものの、岩場での効果はイマイチだったりします。

というのも、テキサスリグのバレットシンカーが岩と岩の間に挟まってしまう場合があるからです。

一般的なシンカーは「鉛」で出来ているため、柔らかく、岩に食いこんでしまうことが稀にあります。

そのため、岩礁地帯などでテキサスリグを使う場合は、固い素材の「タングステン」製のシンカーや、バレット型ではなく細長いタイプのものを代用する人もいます。

このようにシンカーの根掛かりが懸念される一方、オフセットフックの根掛かりはほぼ心配ありません。

ワームに挿入されているフックは、むき出しになっていないため、ウィードやカバーをすり抜けるのに優れています。

また、海釣りのボトムにおいても、砂や泥のフィールドで小石がまばらにあるようなポイントであれば、根掛かりする可能性は低いです。

ちなみにテキサスリグは、一度根掛かりしてしまうとほぼ回収困難なので、なるべく仕掛けの長所を生かせる場所で投げると良いでしょう。

「テキサスリグ」の作り方

一般的にテキサスリグは、自分で各種釣り具を組み合わせて作ります。

テキサスリグを作るために必要な釣り具は、主に以下の5点です。

1.バレットシンカー
2.ワーム
3.オフセットフック
4.シンカーストッパー
5.ビーズ

このうち1~3はほぼ必須で、4~5は任意です。

バレットシンカーとは、弾丸(バレット)のような形をしたシンカー(錘)のことです。

前述したように、植物系の障害物への回避能力は高いですが、岩場に引っ掛かりやすいのが難点です。

ワームとは、ミミズや小魚などに似せた細長いソフトルアーのことです。

ラバーや合成樹脂などの柔らかい素材で作られているため、水中を軽やかに動きます。

オフセットフックとは、ワームにセットするフックのことです。

場合によって、代わりにストレートフックが用いられるケースもあります。

シンカーストッパーとは、シンカーを固定するための留め具です。

シンカーは固定しないと前後に動いてしまい、コントロールが難しくなってしまいます。

ビーズとは、集魚効果を高める釣り具で、テキサスリグにおいてはシンカーにビーズが当たることで「カチカチ」と音が鳴り、ターゲットの注目を向けさせる効果を期待できます。

これらを組み合わせてテキサスリグを作る場合には、まずシンカーストッパー、シンカー、ビーズの順番で釣り糸に通します。

そして、フックを好みの結び方で装着し、フックにワームをセットしたらテキサスリグの完成です。

「テキサスリグ」の例文・用例

テキサスリグ

テキサスリグを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ウィードが多いエリアなのでテキサスリグに変えよう。
テキサスリグで根魚に挑む。

SNSでの「テキサスリグ」の使われ方

「テキサスリグ」の類義語

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「テキサスリグ」の対義語・反意語

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