「完歩」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「完歩」の意味とは
完歩とは、馬が歩行する際、ある脚が地面について離れてから再度地面につくまでの間のことです。読み方は「かんぽ」です。
「完歩」の特徴
競馬においての完歩とは主に馬の「歩幅」のことを指します。
「一完歩」という使われ方をすることが多く、競馬でのレースでは一完歩はおおよそ7~8mほどあるとされています。
「完歩」でわかること
もちろん個体差はありますが、基本的にはこの一完歩が長いほど調子がいい傾向にあります。サラブレッドの場合は、1ハロン(200m)を通常30完歩ほどで移動できるとされています。騎手や調教師などは、この1ハロンで何完歩を要するかを見て、その馬の調子をはかることがあります。
完歩が大きい馬は一歩で進める距離が大きいですが細かい立ち回りが苦手なことも多く、反対に完歩が小さい馬でも歩数で巻き返せることもあります。
「完歩」の別の意味や使われ方
競馬や乗馬以外でも「完歩」という言葉は使われます。
競歩や歩行大会などで、最後まで歩き通すことを「完歩」といいます。
これは、マラソンや持久走などでゴールまで走り切ることを「完走」と呼ぶことと対になっています。
「完歩」の例文・用例
完歩を使った例文・用例を紹介します。
●サラブレッドの一完歩はこんなに長いのかぁ、改めて馬って大きいんだなぁ…。
●完歩が少し短くなっているので少し休ませましょう。
SNSでの「完歩」の使われ方
ローズS
イリマ
心肺機能と柔軟性の高さが特徴的。
胸の深さと腹袋が立派で、四肢は長く、後者は直飛。一完歩は大きい。
スタミナと柔軟性のあるストライドを活かして、長く良い脚を使って勢いそのままに好走を狙いたい。
き甲周りはもう少しスッキリしても良い感じで、成長の余地あり。 pic.twitter.com/2tcGyfzZg3
— シラト@馬体研究マニア (@K4jHYYfdx7c4eKv) September 15, 2021
この方もラストラン。
出資には色んな目線があるが、こんな馬を持てたら一口馬主冥利に尽きるのではないか。
近年早々に引退して繁殖入りするGⅠ馬も多い中、長く競馬場で楽しませてくれた。
レガシーオブストレングスの血をひく子。
最後の一完歩まで無事に。#レッドファルクスpic.twitter.com/Shc5wWKG80— millmill (@Chansonnette07) December 21, 2018
「完歩」の類義語
完歩の類義語は、「一完歩」です。
完歩とほぼ同義で、馬の歩幅のことを指します。
「完歩」の対義語・反意語
完歩の対義語・反意語はありませんでした。