「羽根物」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「羽根物」の意味とは
羽根物とは、開放チャッカーに玉が入ると台中央のルートが開き、その中のVゾーンに入賞することで大当たりとなるパチンコ台の種類のことです。「羽根モノ」とも表記します。
「羽根物」の語源
羽根物の語源は、開放チャッカーに玉が入った後、台の中央のルートが開く様子が飛行機の羽根のように見えることから、このように呼ばれています。
現在の主流となっている「デジタルパチンコ(デジパチ)」は、台の中央にデジタルの液晶画面がついていて、この図柄の回転によって抽選を行います。この「デジパチ」と区別するための呼称です。
「羽根物」の仕組み
羽根物はまず、パチンコ盤面の下部にいくつか設けられた「開放チャッカー(スタートチャッカー)」に玉を入れることを狙います。ここに玉が入ると盤面中央の「羽根」と呼ばれる場所が開くので、今度はこの羽根の中に玉を入れます。羽根が開くのは短時間なので、その間にうまく玉を入れ、中にある「役物」と呼ばれる仕掛けに玉が入るのを狙います。役物に入った玉が、さらに「Vゾーン」と呼ばれる場所に入ると「大当たり」となり、玉が賞球されるという仕組みになっています。
「羽根物」のパチンコ機
羽根物の元祖と呼ばれるパチンコ機は、1981年に発表された「ゼロタイガー」です。その後「ビッグシューター」や「たぬ吉君2」など様々な機種が登場し、人気を博しました。
その後はデジパチ(CR機)の登場によって人気は急落し、徐々にデジパチが主流となっていきます。
しかし羽根物には玉の動きを追いかける楽しみなどデジパチにはない魅力があり、手軽に遊べるということからも根強い人気があります。そのため現在も過去に人気のあった羽根物のリメイク版などが登場しています。
「羽根物」の例文・用例
羽根物を使った例文・用例を紹介します。
●デジパチだけじゃなくて羽根物も面白いよ!
●今日は羽根物でまったり打ちたい気分。
SNSでの「羽根物」の使われ方
懐かしの羽根物やりたい。置いてる店あるんかな…
— 更紗❁⃘*.゚ (@sarasa_pokekara) August 22, 2021
42年間お疲れ様でした
やはりジャンボと言えば羽根物営業最終日、堪能したいと思います#旭川#ジャンボ#今日で閉店pic.twitter.com/tSht6D5141
— ガバチョP? (@dongavacho1977) August 22, 2021
「羽根物」の類義語
羽根物の類義語は、「ヒコーキ」「平台」「一般台」です。
「ヒコーキ」は羽根物と同義で使われ、Vゾーンへのルートが開く様子が飛行機の羽根に見えることから、このように呼ばれることもあります。
また「平台」「一般台」というのは、デジタル要素をもたない「普通機(チューリップ)」も含めた総称になります。
「羽根物」の対義語・反意語
羽根物の対義語は、「デジパチ」です。
デジタル式の抽選が行われるパチンコのことで、近年の主流となっているパチンコ台です。
パチンコ盤面中央にデジタル液晶画面が内蔵され、その図柄の回転によって大当たりの抽選を行います。