「全回転」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「全回転」の意味とは
全回転とは、パチンコのリーチ時における演出の一つです。
一般的なパチンコ機の大当たり抽選では、盤面中央の液晶画面において、スロット風の演出とともに当落が発表されます。
パチスロやスロットマシンと同様に、「左・中・右」あるいは「上・中・下」に並ぶ3つの図柄が揃えば「大当たり」です。
パチンコでは、3つの図柄のうち2つ揃っていて、あと一つで大当たりとなる状態を「リーチ」と呼びますが、全回転が発生すると通常のリーチとは異なる演出を見ることができます。
通常のスロット風の演出では各リールはバラバラに回転しますが、全回転を引き当てると徐々に図柄が揃ってきます。
そのまま揃っている状態を維持しながら全てのリールが同時に停止し、大当たりが確定します。
このように、全回転時の大当たりの期待度はほぼ100%ですが、例外的に図柄が揃わずにハズレとなるパターンも報告されています。
全回転の演出自体が滅多に見られるものではないため、全回転のハズレは極めて稀なケースです。
「全回転」が最初に搭載された機種は?
全回転が最初に組み込まれたのは、1990年にリリースされた西陣『アラシキング』という機種だと言われています。
この機種の全回転は「稀に発生する大当たり確定演出」といった認識ではなく、全てのリーチが全回転で行われていたそうです。
そのため、ハズレを引き当てる確率も高く、現在の全回転の仕様とはかなり異なることがわかります。
一方、それから約3年後に出た西陣『春夏秋冬』では全回転がリーチの一種類となり、発生率の低い演出として定着するきっかけとなりました。
「全回転」でハズレを引く可能性は?
前述の通り、過去に流通していたパチンコ機には全回転によってハズレを引く可能性がありました。
例えば、96年に出た豊丸『ナナシー』で知られる、図柄が揃ったと確信した瞬間に片方のリールがズレて失敗するパターン等です。
ただし、この時点においても全回転の成功率は圧倒的に高かったため、基本的に「全回転=大当たり濃厚」という認識には変わりありません。
「全回転」演出が人気の機種
全回転は、パチンコのプレイヤーにとって最大の興奮を味わえるイベントの一つです。
中には全回転を一目見たくてパチンコに入り浸っているプレイヤーもいるでしょう。
とくに『冬ソナ』シリーズや『エヴァンゲリオン』シリーズなどの機種では、全回転の演出が複数あることで知られています。
演出時には、それぞれ劇中での印象的なシーンが繰り広げられるため、シリーズのファンにとっては欠かせない機能の一つです。
「全回転」の例文・用例
全回転を使った例文・用例を紹介します。
●お気に入りの機種で全回転を一目見てみたいな
●前半の負けを全回転で取り戻す。
SNSでの「全回転」の使われ方
今日は?ひぐらし?勝負
(゚∀゚)キタコレ!!✨全回転✨
❤️絆Get❤️♪~(´ε` )ヒュ pic.twitter.com/0tnOygS43J— ROCK (@ROCK96714762) November 16, 2021
源さんで初めて全回転入った!! pic.twitter.com/LuudunABer
— ピンク髪のよざぴよ (@YozakuyaFF14) November 21, 2021
「全回転」の類義語
全回転の類義語はありませんでした。
「全回転」の対義語・反意語
全回転の対義語・反意語はありませんでした。