「外分泌」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「外分泌」の意味とは

外分泌とは、分泌物を汗腺、唾液腺、乳腺、消化腺といった導管を通して、生物の体外や消化管内に放出する仕組みです。

外分泌では、分泌物が作用するところまで導管で導かれています。たとえば、唾液腺から分泌された唾液は口腔まで、膵臓から分泌された膵液は十二指腸まで導管で導かれています。導管と分泌細胞を合わせたものは「外分泌腺」と呼ばれています。
外分泌は「がいぶんぴつ」とも「がいぶんぴ」とも読みます。

「外分泌」の様式

外分泌の様式には一般的に、部分分泌、離出分泌、全分泌の3種類があります。部分分泌とは、分泌物が分泌細胞の細胞膜を通して放出される様式、離出分泌は分泌物とともに分泌細胞の一部分が細胞体から分離して導管に出される様式、全分泌は分泌細胞全体が破壊されて導管内に放出される様式を指します。

汗腺、粘液腺、線漿液(しょうえき)腺など生物の大部分の外分泌腺は部分分泌の様式をとります。乳腺は離出分泌、皮脂腺は全分泌の様式をとります。

※参照:https://kotobank.jp/word/%E5%A4%96%E5%88%86%E6%B3%8C%E8%85%BA-42888

「外分泌」の例文・用例

外分泌を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●膵臓には膵液を腸内に送り出すと内分泌(いろいろ
なホルモンを作り血液中に送出す)の2つの働きがあります。外分泌としての働きと、ホルモンを血液中に送り出す内分泌としての機能があります。
外分泌と内分泌の大きな違いは導管の有無だ。

SNSでの「外分泌」の使われ方

「外分泌」の類義語

外分泌の類義語はありませんでした。

「外分泌」の対義語・反意語

外分泌の対義語・反意語は「内分泌」です。
内分泌は、分泌物を導管を通さず、生殖腺、甲状腺などの内分泌腺から直接血液中などに放出する仕組みを言います。そのため、遠く離れた場所にある細胞に作用することが可能です。