「皮脂腺」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「皮脂腺」の意味とは
皮脂腺とは、皮脂を分泌する器官のことです。てのひらと足底を除く全身に分布しており、脂肪酸やコレステロールを成分とする皮脂を分泌し、毛や皮膚を潤し、乾燥を防ぐ役割を持っています。
「皮脂腺」の存在する部位とは
皮脂腺は毛器官がある部位には必ず付随して存在し、毛穴に開口しています。
また、口唇、頬粘膜、乳輪、膣、陰唇、鬼頭、包皮内板、肛門、眼瞼など、毛のない部位に存在するものもあります。これらは直接皮表に開口する皮脂腺で、独立脂腺と呼ばれています。
「皮脂腺」の発達している部位とは
皮脂腺が最も発達しているのは頭皮で、次いで額や鼻などのTゾーンです。皮脂腺の発達具合に伴って、皮脂の分泌量も多くなります。
特に発達した皮脂腺が多く集まった部位を脂漏部位と言い、他の部位と比べて分布の密度が濃くなっています。
皮脂は毛や皮膚の潤いを保つために大切な役割を果たしていますが、多すぎると肌荒れの原因となるため、気をつける必要があります。
「皮脂腺」の例文・用例
皮脂腺を使った例文・用例を紹介します。
●かかとには皮脂腺がないからガサガサになりやすいんだな。
●皮脂腺から出る汗にはデトックス効果がある。
SNSでの「皮脂腺」の使われ方
ハンドクリームや化粧品などによく使われている「ラノリン」、ある動物由来ってご存知でしたか?
実は、ヒツジが雨風や紫外線などから毛や皮膚を守るために皮脂腺から分泌する脂を精製したものがラノリンなんです。
ヒツジたちいつもありがとう。⊂((・⊥・))⊃#ハンドクリームの日pic.twitter.com/qSylfTNeA1— 淡路ファームパーク イングランドの丘【公式】 (@englandhill_zoo) November 10, 2021
足が冬場にナイロン系で「ガサガサ」になりがちなのは、足裏が「皮脂腺」が無いので、「水分の保持する力」が少ないためです。(化繊は水分を奪う)
そのため、保湿剤を塗って保湿するという事が重要です。その際にこういうかかとだけの靴下を履くと便利です。https://t.co/AwHg9AaN79https://t.co/qL2HYdaoQqpic.twitter.com/kd2fL5Bk8a— Tabio 靴下屋 ⭐️通販送料無料-無料の会員登録で-⭐️ (@Tabio_JP) January 5, 2022
「皮脂腺」の類義語
皮脂腺の類義語は「脂腺」や「毛包腺」です。意味は皮脂腺と同じです。
「皮脂腺」の対義語・反意語
皮脂腺の対義語・反意語はありませんでした。