「抗炎症作用」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「抗炎症作用」の意味とは
抗炎症作用とは、炎症が起こったときにその炎症を鎮める作用のことです。
炎症とは、体に何か有害な刺激を受けたときに、これを防御するために発熱・腫れ・赤み・痛みが起こることを指します。
なお、抗炎症作用のある薬を抗炎症剤といいます。抗炎症剤は体の防御反応で対抗できる程度の炎症は残したほうがよいという考え方に立ち、1日の服用量や回数、服用期間がきめ細かく決められています。これらの使用法を正しく守ることが大切です。
抗炎症剤の種類
抗炎症剤には大きく分けて次のような種類のものがあります。
■副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤、ステロイド・ホルモン剤)
炎症を抑える効果が強い反面、副作用が起こりやすい薬です。
■非ステロイド抗炎症剤
副腎皮質ホルモン剤に比べるとやや効果は薄れるものの、重い副作用は起こりにくい薬です。単に「抗炎症剤」といったときは通常この薬を指します。
■消炎酵素剤しょうえんこうそざい
炎症を鎮める力はそう強くありませんが、重い副作用が起こらない薬です。非ステロイド抗炎症剤と併用されることが多いです。
■抗ヒスタミン剤
アレルギー反応を鎮める作用が確実で、花粉症などアレルギーが原因の病気の炎症によく用いられます。
■抗リウマチ剤
関節リウマチなど、リウマチ性の病気の炎症に用いられる薬です。従来の炎症を鎮める効果だけでなく、免疫の乱れを正す効果のある薬も登場してきました。
「抗炎症作用」のある食品
「抗炎症作用」があるのは薬だけではありません。たとえば、以下の食品にも「抗炎症作用」があります。
■ベリー類
■アボカド
■緑茶
■スパイス
■ハーブ
■アマニ油
■オリーブ油
「抗炎症作用」の例文・用例
抗炎症作用を使った例文・用例を紹介します。
●抗炎症作用のある食べ物を積極的に食事に取り入れよう。
●抗炎症作用のある薬で、副作用の少ないものを処方してもらおうと思う。
SNSでの「抗炎症作用」の使われ方
✅認知症の進行を抑えるサプリメント
抗酸化作用・抗炎症作用のある物質は、脳神経細胞の死滅を遅らせて、認知症の進行を緩やかにする働きがあります。動物病院でよく扱われるサプリメントは↓。
・AKTIVAIT(アクティベート)
・メイベットDC
・アンチノール など#認知症サプリ— 犬と猫の緩和ケア(介護)/獣医 (@inunekokaigo) July 12, 2022
ほとんどの炎症は食べないことで改善される。食べ物の消化には体の80%のエネルギーが使われているそうです。食事制限をすることでそのエネルギーを回復に回すことができます。さらに空腹時にはグレリンという抗炎症作用のあるホルモンが分泌されるので一石二鳥。不食は実にけしからん回復術です。
— ダイスケ@食と健康を伝える人 (@Daisuke_F369) July 9, 2022
「抗炎症作用」の類義語
抗炎症作用の類義語はありませんでした。
「抗炎症作用」の対義語・反意語
抗炎症作用の対義語・反意語はありませんでした。